ボクシング王国メキシコを熱狂の渦に巻き込む若きスーパースター
メキシコ出身のサウル・アルバレスは、圧倒的な手数で対戦相手を制圧する攻撃的なボクシングを武器に20歳で世界タイトルを獲得した若きスーパースターです。ニックネームは赤毛にちなんで「カネロ(シナモン)」。ボクシング王国メキシコで最も将来を期待され、絶大な人気を誇るボクサーがサウル・アルバレスなんです。
サウル・アルバレスのボクシングはとにかく攻撃的!一撃でKOすることも、連打でKOすることもできるファイターで、1ラウンドから12ラウンドまでKOを狙って打って打って打ちまくります。パワフルな連打、相手を一撃で沈める破壊力、そして12ラウンド打ち続けられるスタミナを兼ね備えた生粋の倒し屋ですね。
メキシコのボクシングファンを熱狂の渦に巻き込むサウル・アルバレスは2005年10月にプロデビュー。弱冠15歳で迎えたデビュー戦は4ラウンドTKO勝ちでした。その後、プロ5戦目で引き分けを経験し、連勝はストップしますが、勢いは衰えることなく無敗街道を突き進みます。
プロデビューから5年弱で35試合の実践を重ね、迎えた2010年9月。元世界チャンピオンのカルロス・バルトミールと激突します。「アルバレスにとって試練になるかも」と思った試合でしたが、結果はサウル・アルバレスが自慢の強打でタフなカルロス・バルトミールを沈める衝撃のKO勝ち。得意の左フックの破壊力を世界中に証明した試合でした。
世界タイトル挑戦へ向けて歩みを進めるサウル・アルバレスは2010年12月にラブモア・ヌドゥと対戦。20歳のサウル・アルバレスが39歳のラブモア・ヌドゥを12ラウンド圧倒する展開が続き、大差の判定勝ちを収めます。そして、この勝利から4か月後、ついに悲願の世界タイトル挑戦のチャンスが巡ってきました。
WBC世界スーパーウェルター級タイトルを保持していた6階級制覇チャンピオンのマニー・パッキャオがタイトルを返上。サウル・アルバレスとマシュー・ハットンが空位となった世界タイトルを争うことになったのです。結果はサウル・アルバレスがマシュー・ハットンに12ラウンド大差の判定勝ち。若きスーパースターが世界チャンピオンに輝いた瞬間でした。
王座に君臨すると、防衛を重ねるごとに着実に強さを増し、好戦的なボクシングに磨きをかけるサウル・アルバレスは2011年11月に3度目の防衛戦で強打者のカーミット・シントロンと激突。結果は、2階級制覇を目指すカーミット・シントロンを真っ向勝負で撃破し、5ラウンドTKO勝ちを飾ります。新旧の強打者対決に快勝し、パンチの強さだけでなく、ボクシング技術の高さを証明した試合でした。
スーパースターの階段を駆け上がるサウル・アルバレスは2012年5月に3階級制覇の実績を誇るベテランのシェーン・モズリーと対戦。スーパースターの地位を確立するための大切な新旧対決で、百戦錬磨のシェーン・モズリーを圧倒し、12ラウンド大差の判定勝ちを飾ります。若きチャンピオンのパワーがベテランの経験を上回った試合でした。
弱冠20歳で世界タイトルを手に入れ、今やメキシコだけでなく、世界中のボクシングファンを熱狂の渦に巻き込むサウル・アルバレス。スーパースターの扉をこじ開けた「メキシコの至宝」はボクシング界を引っ張る絶対的な存在になれるでしょうか?人気と実力を兼ね備えたサウル・アルバレスの好戦的なボクシングに注目です。
サウル・アルバレスのプロフィール
| 本名 | サントス・サウル・アルバレス・バラガン |
| ニックネーム | カネロ(シナモン) |
| 誕生日 | 1990年7月18日 |
| 戦績 | 41戦40勝29KO1分 |
| 獲得タイトル |
|
