体脂肪の増加と減少は、摂取エネルギーと消費エネルギーの差で決まります。運動をせずにたくさん食事をすると、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ってしまい、余分に摂取したエネルギーが脂肪となって体内に蓄えられるので、結果的に体脂肪が増加してしまうんです。
体脂肪増加のカギを握る脂肪細胞
体脂肪が増加する原因のひとつに、脂肪細胞の増加があります。脂肪細胞とは、人間が脂肪を蓄えようとする組織で、体脂肪はたくさんの脂肪細胞から構成されています。つまり、脂肪細胞が増えれば増えるほど体脂肪が増えるんです。
肥満と呼ばれる人の特徴
(1) 脂肪細胞の数が多い
(2) 脂肪細胞の中の脂肪蓄積量が多い
(3) 脂肪細胞の数も脂肪蓄積量も多い
体脂肪が増加するポイントを簡単に説明すると、「脂肪細胞が多いこと」、そして「脂肪細胞が大きいこと」の2点です。つまり、脂肪細胞の数が多く、ひとつひとつの脂肪細胞が大きいと、体脂肪が増加する原因になります。
しかも、脂肪細胞は一度増えると、減ることがありません。つまり、脂肪細胞の数は減らすことができないんです。そこで、脂肪細胞を大きくしないことが、体脂肪を増加させないためのポイントになります。
運動をせずに暴飲暴食を繰り返すと、脂肪細胞の数が増えて肥満の原因となってしまうので、適切な食事や適度な運動によって摂取エネルギーが消費エネルギーを超えすぎないように気を配り、必要以上に脂肪を貯めないこと、脂肪細胞を小さくすることが肥満を解消するために大切です。