ご飯やおかずを食べる前にスープや味噌汁を飲もう
僕が取り組んでいる肥満解消ダイエットのひとつに「最初にスープや味噌汁を飲む作戦」があります。
何のひねりもないネーミングですが、意外と効果的なんです。
ご飯やおかずなどのメインディッシュを食べる前にスープや味噌汁を飲んで、ある程度お腹を満たす単純で地味な作戦ですが、実践してみて「なかなかいいよ、これ」と実感しています。
汁物は固形食品に比べて低カロリーなことが多いので、食事をする前に、まずスープや味噌汁を飲むと、あとで満腹感が得やすくなります。
スープや味噌汁がない場合は水やお茶を飲みます。
水やお茶はほとんどカロリーがないので、2杯でも3杯でも好きなだけ飲んで構いません。
とにかく、メインディッシュの前に汁物で、ある程度お腹を満たしちゃいましょう。
「なんて邪道な食べ方なんだ」と美食家や料理教室の先生に怒られてしまいそうですが、汁物は満腹感を得やすいので、ダイエットに利用しない手はありませんからね。
ダイエットを続けて目標体重(標準体重)に達すれば、好きな食べ方をすればいいので、それまでの我慢です。

スープや味噌汁の汁物を飲むと、満腹感を得やすくなります。
主食を食べる前に、スープや味噌汁を飲むと「余計な一口」を抑えやすくなりますよ。
白いご飯とおかゆでは水分の多いおかゆのほうがお腹いっぱいになります。
ざるうどんと煮込みうどんでは水分の多い煮込みうどんのほうがお腹いっぱいになります。
普通に食べるより、汁物にして食べるほうが満足感を得やすいんです。
満腹感を得やすい「最強の汁物」と言えば、鍋料理です。
特に、野菜中心の鍋料理は低カロリーで、かなりの満腹感を得ることができます。
「なかなかダイエットできないなあ」と感じている人は、汁物ダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ちょっとした工夫が肥満解消につながることがありますよ。
シチューや缶ジュースなどの高カロリーな汁物は要注意
ただし、すべての汁物が低カロリーというわけではありません。
シチューや缶ジュースに代表されるように、油や砂糖が大量に使われている汁物は肥満解消ダイエットの天敵です。
シチュー、ジュース、砂糖入りの缶コーヒーを口にする場合は摂取カロリーに注意しましょうね。