プロボクサーとしての第一歩!幕之内一歩のプロデビュー戦が決定
ボクシング漫画「はじめの一歩」第3巻のレビューです。
第2巻で、宮田一郎と再びスパーリングを行い、再戦で勝利を飾った幕之内一歩。プロボクサーのライセンスを取得して、本格的なボクシング人生を歩み始めます。
一段と練習に精進する一歩に、鴨川ジムの八木マネージャーから「プロデビュー戦の対戦相手が決まったよ」と報告が入ります。
注目の対戦相手は、西川ボクシングジムの小田裕介。必殺の右ストレートを誇るファイターですが、試合によってムラがあるタイプらしく、鴨川ジムは楽勝ムードに包まれます。
デビュー戦を前に、鷹村守が「ラーメンをごちろうしてやろう」と一歩と木村達也を誘い、青木勝が働くラーメン店へ出陣。対戦相手の小田について「そんなに心配するなよ。根性なしで有名だからな」と高笑いの木村と青木。「油断はできません」と慎重な一歩。正反対の先輩コンビです。
楽観的な木村と青木の話が、小田祐介のハートに火をつけます。同じラーメン店にいた小田の恋人、三上玲子が「鴨川ジムの人たちに高笑いされていたわ。私、悔しい」と告白。その言葉を聞いた小田は「練習嫌い」を返上して「打倒、幕之内」に全力を注ぎます。
ボクシング漫画「はじめの一歩」第3巻に登場するボクサー
登場するボクサー |
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鴨川会長と猛特訓を重ね、最高のコンディションで迎えた一歩のデビュー戦。ライバルの宮田が見守る中、記念すべき初戦のゴングが打ち鳴らされます。試合開始と同時に飛び出したボクサーは、小田。左ジャブを連打しながら、得意の右ストレートを狙います。
小田の奇襲を受けた幕之内ですが、小田の攻撃を冷静にかわし、強烈な右ストレートを打ち込んで、打撃戦に持ち込みます。序盤こそ、互角の戦いが続きますが、試合が進むにつれて、パワーで上回る一歩が少しずつ主導権を握り始めました。
2ラウンドに強烈なボディブローでダウンを奪った一歩。一気に勝負を決めようとしますが、キャンバスに足元をとられ、バランスを崩したところへ、小田の右フックが飛んできます。
ボクシング漫画「はじめの一歩」第3巻に登場するボクシング用語
ボクシング用語 |
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間一髪で直撃を回避した一歩でしたが、左まぶたを大きくカット!傷口をチェックしたドクターから「傷口がまた開いたらストップだよ」と宣告され、暗雲が立ちこめます。
3ラウンドに入り、一気に攻勢を強める小田。なりふり構わず、傷口を狙い、勝利への執念をみせます。小田の攻撃で、徐々に傷口が開いてきた一歩は、サウスポーにスイッチ。イチかバチかの勝負です。
スイッチ直後こそ、右ジャブの打ち方に戸惑っていた一歩ですが、最後は右ジャブを連打して、レフェリーストップ直前のKO勝ち。大ピンチに陥った一歩が小田に3ラウンドKO勝ちを飾り、デビュー戦で白星を手にしました。
苦しみながら勝利を手にした一歩はダメージの回復を待って、すぐに練習を再開。鴨川会長とディフェンスの強化に取り組みます。持ち味の攻撃力を最大限に生かすためのディフェンス強化。第4巻は、いよいよ新人王トーナメントが開幕します!
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