日本の石田順裕選手が2階級制覇をかけて全勝のゲンナディ・ゴロフキンに挑戦
世界を震撼させる瞬間は再び訪れるのでしょうか?日本の石田順裕選手が2階級制覇をかけて全勝のゲンナディ・ゴロフキンに挑戦するWBA世界ミドル級タイトルマッチが直前に迫ってきました!日本のボクシングファンにとって、たまらない大一番ですね。
注目は何と言っても、石田順裕選手の2階級制覇に尽きると思います。しかも、挑戦するチャンピオンは全勝のゲンナディ・ゴロフキン。ドイツで実績を積み重ね、アメリカデビューも果たしためっちゃKO率の高いテクニシャンのファイターです。
石田順裕選手は、世界の強豪と最も対戦経験が豊富な日本人の現役ボクサーです。最近の2試合は連敗を喫していますが、対戦相手はポール・ウィリアムスとディミトリー・ピログ。石田順裕選手じゃなければ、対戦することすら実現しなかった強豪ですね。
【Photo:The Ring Magazine】
チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンは石田順裕選手について「すばらしいボクサーだと思うよ」と語っていますが、陣営は早くも将来のビッグマッチに目を向けていて「セルヒオ・マルチネスやピーター・クイリンと統一戦をしたいね」とコメントを発表しています。
なお、ゲンナディ・ゴロフキン戦は、一部で1対50という完全にアンダードッグなオッズが出ています。オッズを知ったアメリカ人やメキシコ人の友人が「いやいや、イシダをなめると痛い目にあうぜ。まとまりのあるボクサーだよ」となぜか管理人より興奮気味に語っていました。
ボクシングの本場アメリカで「次期世界チャンピオン」の呼び声が高かった全勝のジェームス・カークランドに衝撃の1ラウンドTKO勝ちを飾り、自らの拳で運命を切り開いた石田順裕選手の実力を知っていて「また、イシダがサプライズを起こすんじゃないか?」と期待しているんですよ。
正直なところ、ゲンナディ・ゴロフキンの実力と勢いを考えると「ゴロフキン有利」は動かないと思います。ただ、これまでの両者の対戦相手の実力を考えると、石田順裕選手のほうが強いボクサーと戦っています。この経験は石田順裕選手にとって、めっちゃ大きいと思うんですよ。
管理人は「ウィリアムスの連打に耐えた石田選手なら、ピログの強打に耐えた石田選手なら」と期待しています。前半の6ラウンドでリードが2ポイント差以内なら、後半、ひっくり返せる可能性は十分にありますよ。
もちろん、ゲンナディ・ゴロフキンの連打は要注意なので、石田順裕選手は、左ジャブだけでなく、右ストレートも使いながらリードパンチでリズムを狂わせ、ゲンナディ・ゴロフキンが連打を打つ前に食い止めたいですね。
ゲンナディ・ゴロフキンは確かに強いです。でも、ボクシングの相性を考えると、石田順裕選手にとって、ポール・ウィリアムスやディミトリー・ピログより戦いやすいボクサーだと思います。後半勝負に持ち込んで、再び世界を驚かせてほしいです!
将来のビッグマッチを見据えるチャンピオン陣営。2階級制覇に向けて全身全霊で挑む挑戦者陣営。石田順裕選手が勝てば、ゲンナディ・ゴロフキンのベルトと人気と将来のビッグマッチを全部持っていける大一番です!3月30日(日本時間3月31日)、モナコの夜に運命のゴングが鳴り響きます。
石田順裕選手とゲンナディ・ゴロフキンのテレビ放送
テレビ視聴 | 4月1日(月)21時からWOWOWでオンエア。視聴の詳細は「WOWOW公式サイト」をご覧ください。みんなで石田順裕選手の勇姿を目に焼き付けましょう! |