ルーカス・マティセは自慢の強打でレイモント・ピーターソンをKOできるか?
アルゼンチンが誇る強打者が高らかにKO宣言です!WBC暫定世界スーパーライト級チャンピオンのルーカス・マティセが5月18日(日本時間5月19日)に対戦するIBFチャンピオンのレイモント・ピーターソンの印象と将来の野望を語りました。
「ピーターソンは勇敢なボクサーだね。正面から連打で勝負してくるんじゃないかな?アウトボクシングに対応する練習も続けているから、どんな作戦でも大丈夫だよ。できれば、距離を取って戦うボクシングじゃなくて、打ち合って、ファンが喜ぶ試合になるといいね」
「練習は本当にハードだったよ。おかげで、ピーターソンをKOする自信を手に入れたんだ。判定決着は全く考えてないよ。KO勝ちしか頭にないんだ。理想は、早いラウンドで仕留めることだね。KOを期待してくれるファンのためにも、ピーターソンをリングに沈めるよ」
勝利に対する自信を言葉のひとつひとつから感じ取ることができるルーカス・マティセの力強いコメントですね!「無冠の帝王」と呼ばれたルーカス・マティセですが、暫定タイトルを手にして、一段と自信を深めた印象です。アメリカに慣れてきたことも大きいのかな?
【Photo:The Ring Magazine】
ルーカス・マティセが主戦場としているスーパーライト級は世界中の強豪が集まる超激戦区。個人的なイメージは、ダニー・ガルシアとルーカス・マティセが双璧で、レイモント・ピーターソン、アミール・カーン、ブランドン・リオス、マイク・アルバラード、ザブ・ジュダーが追走しています。
さらに、ファン・マヌエル・マルケスもスーパーライト級で戦うことができるので、組み合わせを考えるだけで、楽しくなってしまう階級ですね。将来的に、エイドリアン・ブローナーの参戦もあるかもしれませんよ。世界中の強豪が「これでもか!」と集結している階級ですね。
屈指の激戦区で、管理人の評価が最も高いボクサーが、ルーカス・マティセです。パンチ力、テクニック、スタミナ、タフネス、試合運びのうまさのすべてが超一級品。簡単に言うと「穴のないパードパンチャー」で「スーパーライト級の完全制覇」を掲げています。
「目標はチャンピオン全員に勝利することだよ。最も戦いたいボクサーはガルシアだね。彼がチャンピオンで、私が暫定チャンピオンだから、いずれ拳を交えるチャンスがあると期待しているんだ。まずはピーターソンに勝って、ビッグマッチを次々と実現できたら最高だね」
圧巻のKO劇で人気とタイトルをつかみ取ったルーカス・マティセ。アルゼンチンが誇る「破壊王」は、タフなレイモント・ピーターソンを撃破し、熱望するダニー・ガルシア戦へ駒を進めることができるでしょうか?ルーカス・マティセの真価が問われるレイモント・ピーターソン戦まで、あと2日です!
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テレビ視聴 | 6月17日(月)21時からWOWOWでオンエア。 視聴の詳細は「WOWOWオンライン」をご覧下さい。 超激戦区のチャンピオン対決です! |