アドニス・スティーブンソンの初防衛か？タボリス・クラウドの王座返り咲きか？
強烈な左ストレートを誇るサウスポーのアドニス・スティーブンソンとパワフルな連打を誇るファイターのタボリス・クラウドが激突するWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチまで、48時間を切りました。ライトヘビー級を代表する2人の強打者がまもなく拳を交えますよ！
アドニス・スティーブンソン対タボリス・クラウドは、大接戦とワンサイドのどちらも予想できる対戦なので、めちゃめちゃ楽しみです！決戦の舞台は、アドニス・スティーブンソンが主戦場とするカナダ。アメリカ人のタボリス・クラウドは敵地に乗り込んでタイトル奪取を狙います。
まずは、初防衛に向けて、絶対の自信を見せる「スーパーマン」アドニス・スティーブンソン。2013年6月、チャド・ドーソンを1ラウンドKOで沈め、悲願の世界タイトル奪取に成功した36歳の「遅咲きの世界チャンピオン」は、実力者のタボリス・クラウドを倒すことで、さらに評価を高めることができると確信しているようです。
「クラウドはパワフルなボクサーだね。前回の試合で、バーナード・ホプキンスに負けたけど、さらに強くなってリングに戻ってくると思うよ。私のタイトルを奪うため、激しくプレッシャーをかけてくるはずだ。でも、大事な世界タイトルを簡単に手放すことはできないね」
「世界チャンピオンになったことで、大きな自信を手に入れたんだ。同時に『ずっとチャンピオンとして戦いたい』って心から思ったね。クラウド戦は、私の実力を証明する大切な初防衛戦だ。『スーパーマンの戦い』を楽しみにしてくれよ。みんなに興奮を届けるぜ」
一方、挑戦者のタボリス・クラウドは王座返り咲きに向けて気合い十分。再起戦で世界タイトル奪取のチャンスを与えてくれたアドニス・スティーブンソン陣営に感謝しながら「勝つことしか考えていない。アメリカに必ずベルトを持ち帰るよ」と力強く語っています。
「スティーブンソンが強烈なパンチを持つボクサーだってことは認めるよ。でも、彼は優れたボクサーと言えるかな？私の答えはノーだ。ボクシングの幅は、私のほうが彼よりはるかに上だからね。ワンパンチ狙いのスティーブンソンに対して、私は連打でもワンパンチでも相手をリングに沈められる。しかも、どんな距離でも戦える強みがあるんだ」
「パワーを秘めたボクサー同士がリングで激突したら、エキサイティングな試合になることは間違いない。スティーブンソンが1ラウンドから攻撃に出たら、私も応戦する覚悟だ。1ラウンドKOも十分に考えられる試合だね。まばたきしないでくれよ。世界中のボクシングファンに、私が勝つ瞬間を楽しんでもらいたいね」
激しく火花を散らす2人の強打者。ライトヘビー級を代表するハードパンチャー対決を制するボクサーは、強烈な一撃を誇る「スーパーマン」アドニス・スティーブンソンでしょうか？それとも、パワフルな連打を誇る「サンダー」タボリス・クラウドでしょうか？かみ合ったら、12ラウンドまで続かない気がするなあ。どっちが勝つんだろう？うーん、予想が難しい！
｜