グロッキーとは、相手の攻撃によるダメージの蓄積やスタミナの消耗によってフラフラの状態になることです。グロッキーになると、相手のボクサーは試合を終わらせるため、勝負に出ることが多く、ボクシングの試合が最も盛り上がる瞬間のひとつです。
ごくまれに、グロッキー状態に追い込まれながら、大逆転勝ちを収める試合があり、最高に盛り上がります。両者が打ち合う試合に多いです。ただし、グロッキー状態はボクサー生命を縮める原因となるので、家族やセコンドはハラハラドキドキですね。
グロッキー状態のボクサーが大逆転をした試合では、ディエゴ・コラレス対ホセ・ルイス・カスティージョ(コラレスの大逆転勝ち)、ジャーメイン・テイラー対ケリー・パブリック(パブリックの大逆転勝ち)が印象に残っています。