セコンドとは、ボクサーに付き添って入場し、ボクサーが勝てるように、指示を出したり、世話をするスタッフです。試合中はコーナーで待機しながら作戦を伝え、ラウンドとラウンドの間のインターバル(1分間の休憩)では、ボクサーの汗を拭いたり、キズの手当てをしたり、水を与えたりします。
プロボクシングでは、1人のボクサーに対して、セコンドが3人まで認められていて、トレーナー、アシスタントトレーナー、カットマンの3人がセコンドに入ることが一般的です。また、ラウンドとラウンドの間のインターバルでは、セコンドのうち1人だけリングに入って指示を出したり、ボクサーの状態を確認することが認められています。
セコンドの最大の仕事はボクサーを勝利に導くことで、トレーナーやカットマンが一丸となってボクサーを勝利に導くためのチームプレーが欠かせません。試合をするため、長い間ボクサーと一緒に苦楽を共にするセコンドは、試合中ボクサーにとって最も心強い味方です。