偉大な名チャンピオンを父に持つメキシコ期待の「伝説の後継者」
25歳で初の世界タイトルを獲得したフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは、3階級制覇を成し遂げた「メキシコの英雄」フリオ・セサール・チャベスを父に持つ好戦的なボクサーです。ボクシング王国のメキシコの期待を背負いながら、偉大な父に続いて世界チャンピオンとなり、メキシコを中心に絶大な人気を誇ります。
ニックネームは「伝説の続き」。ボクシング界のスーパースターとして、引退後も圧倒的な人気を誇るフリオ・セサール・チャベスの後継者である息子のフリオ・セサール・チャベス・ジュニアにしか付けることができないニックネームです。ボクシングファンの期待が顕著に表現されていますね。
偉大な父、フリオ・セサール・チャベスより約15センチも長身で、約20センチもリーチが長いフリオ・セサール・チャベス・ジュニアですが、中間距離で戦うアウトボクシングではなく、接近戦で打ち合うインファイトを好みます。体型こそ違いますが、ボクシングスタイルは父親譲りです。
「伝説の続き」として、ボクシングファンの期待を背負うフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは2003年9月にプロデビュー。ジョナサン・エルナンデスに4ラウンド判定勝ちでプロ初白星を飾ります。フリオ・セサール・チャベス・ジュニア、17歳の初勝利でした。
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがデビュー戦で選んだ階級はスーパーフェザー級。のちに初の世界タイトルを獲得した階級が5階級上のミドル級ですから、当時はまだ体が出来上がっていなかったことを物語るデビュー戦でした。
デビューから連戦連勝を重ねたフリオ・セサール・チャベス・ジュニアですが、デビューから10戦目までは判定勝ちが多く、パワー不足の感じが否めませんでした。しかし、試合を重ねて、階級を上げるにつれて、パンチ力と耐久力を身につけ、ひ弱なイメージを払拭します。
そして40勝1分1無判定で迎えた2010年6月。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアはアイルランドが誇るタフで勇敢なジョン・ダディと激突。試合前「チャベス・ジュニアが倒される可能性もあるよ。接近戦の打ち合いは危険だぞ」と予想していたのですが、結果はフリオ・セサール・チャベス・ジュニアがジョン・ダディを圧倒し、12ラウンド大差の判定勝ちを飾ります。
強豪のジョン・ダディを撃破し、勢いに乗るフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは2011年6月、悲願の世界タイトル奪取をかけて全勝チャンピオンのセバスチャン・ズビックに挑戦。結果は一進一退の攻防の末、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが僅差の判定勝ちを収め、WBC世界ミドル級タイトル奪取に成功します。
プロデビューから45戦無敗のまま世界チャンピオンに輝いたフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは2011年11月、初防衛戦でピーター・マンフレド・ジュニアと対決。前へ出ながらプレッシャーをかけるピーター・マンフレド・ジュニアに対して、的確なカウンターを打ち込み、5ラウンドTKO勝ちで初防衛に成功します。
短期間で試合を重ねるフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは2012年2月、ベテランのマルコ・アントニオ・ルビオを迎えて2度目の防衛戦を行います。どちらも引かない壮絶な打ち合いの末、パワーで上回るフリオ・セサール・チャベス・ジュニアが12ラウンド判定勝ち。勇敢なメキシカン対決を制して、2度目の防衛に成功しました。
親子2代で世界チャンピオンベルトを腰に巻き、名実ともに「伝説の続き」となったフリオ・セサール・チャベス・ジュニア。偉大な父の背中を見つめながら成長した少年は、世界中のボクシングファンに大きな夢を与えるボクサーとしてリングで強烈な輝きを放つ存在になりました。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアの将来に、どんな「伝説の続き」が待っているのか、本当に楽しみですね。
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアのプロフィール
| 本名 | フリオ・セサール・チャベス・ジュニア |
| ニックネーム | 伝説の続き |
| 誕生日 | 1986年2月16日 |
| 戦績 | 47戦45勝31KO1分1無判定 |
| 獲得タイトル |
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