ボクシングは大きな感動を与えてくれるスポーツ
管理人が初めてボクシングの試合を観戦してから四半世紀が過ぎました。その間、テレビ放送を中心にたくさんの世界タイトルマッチを観戦し、ボクシングの歴史に残る数多くの名勝負を観る機会に恵まれました。
世界中には星の数ほどのスポーツがあり、ボクシングより競技人口が多いスポーツはたくさんあります。しかし、管理人にとって、ボクシングほど大きな感動を与えてくれるスポーツは他にありません。
「自然と胸が熱くなる」「自然に涙がこぼれる」。ボクシングを観戦していると、年に何度かこのような瞬間に出会うことができます。世界最大のスポーツイベントと言われるオリンピックやワールドカップが4年に1度の開催であることを考えると、ボクシングの「感動出会い率」はかなり高いと思います。
初めて海外で試合を観戦したときのことは今でもよく覚えています。ボクシングの本場、アメリカの小さなカジノで行われた試合でした。出場したボクサーも無名で、会場も小さく、観客も500人程度だったと思いますが、幸運にもリングサイドで試合を観ることができました。
パンチが対戦相手を捕らえる音、2人のボクサーが体をぶつける音、息遣い、セコンドの声、観客の声援。すべてが新鮮でした。
子どもたちが正義のヒーローを「かっこいい」と思うように、2人のボクサーを「かっこいい」と思いました。勝ったボクサーが試合後すぐに地元テレビ局のインタビューに応え、リングサイドに集まった観客にサインをしている姿が印象に残っています。
管理人にとって「強さ」はいつの時代もかっこよさの象徴です。その「強さ」を競い、「誰が世界で一番強いのか」を決めようというのですからおもしろいですよね。
しかも、ボクシングは「強さ」を競う過程で、大きな感動に出会えるスポーツなんです。もしボクシングが道具を使って世界一の強さを決めるスポーツなら、管理人はそれほど熱狂しなかったと思います。
ボクシングは「拳と戦略を武器に戦うスポーツ」です。余計な道具を使わないので、極論すれば、人間が誕生した時代に戻っても、試合を実現することができます。この「人間が本来持つ強さの原点」を競うところが最高なんです。
ボクシングは「人間が持つある種の原点」に触れることができるスポーツなので、大きな感動を与えてくれるのだと思います。管理人はそんなボクシングが大、大、大好きです。
ボクシングの美学
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