完全復活したミゲール・コットはサウル・アルバレス戦で新たな勲章を手にできるか?
新旧スーパースター対決が新たな伝説の1ページになるのでしょうか?4階級制覇の実績を誇るミゲール・コットが11月21日(日本時間11月22日)にアメリカのネバダ州ラスベガスで2階級制覇を目指すサウル・アルバレスの挑戦を受けるWBC世界ミドル級タイトルマッチに向け、意気込みを語りました。プエルトリコのベテランがメキシコのヤングスターと激突する新旧対決です。
「プエルトリコとメキシコはボクシングのライバル国だ。リングに上がれば、逃げることは許されない。オッズで負けていることなんて全く気にならないよ。試合が終われば、どっちが強いか、明らかになるからね。いま言える確かなことは、試合が間違いなく激闘になるってことだよ」
「カネロ(サウル・アルバレスのニックネーム)の才能に疑いの余地はない。将来のボクシング界を引っ張るスーパースターになると思う。でも、フレディ・ローチと私のコンビなら、若きスーパースターをストップできる。ファンのみんなが期待する内容で勝つことを目標にトレーニングを続けてきたんだ。家族、友人、ファンに新たな勝利をプレゼントするよ」
【ファン待望の大一番!ミゲール・コットはベテランの強みを見せられるか?】
4階級制覇を達成し、完全復活を果たした「プエルトリコの英雄」ミゲール・コット。ミドル級へ階級を上げ、減量苦から解放された百戦錬磨のスーパースターは、セルヒオ・マルチネス戦、ダニエル・ギール戦で完璧なボクシングを披露し、再びメガマッチの舞台へ戻ってきました。
ミゲール・コットを復活に導いたトレーナーのフレディ・ローチも手応えを感じているようで「オッズはカネロ有利と出ているみたいだけど、人間はミスをしがちな生き物だ。逆に、コットが格下扱いされることで、燃えてくるよ。私は過去に何度も格下扱いされた試合で勝ってきた。作戦通り戦えれば、カネロをKOできる。判定じゃなくて、KOで勝つよ」とめちゃめちゃ強気です!
管理人はミゲール・コットの大ファンですが、ぶっちゃけ、フロイド・メイウェザーとオースティン・トラウトに連敗したときは「メイウェザー戦で燃え尽きて、トラウト戦で不本意な空回り。精神的にめちゃくちゃきびしいよね?復活してほしいけど、無理かもしれないなあ」と思っていました。
ところがどっこい、フレディ・ローチと組んだミゲール・コットは「若き日のコット」と思い出させる躍動感のあるボクシングで完全復活!不死鳥のごとくリングへ舞い戻ってきた「プエルトリコの英雄」に「まだまだいける!こりゃあ、もう一度、メイウェザーと戦ってほしいなあ。ソリッドな左フックとフットワークが戻ってきたんで、再戦は絶対に接戦になるよ」と期待していました。
残念ながらフロイド・メイウェザー再戦は実現しませんでしたが、3年越しの新旧スーパースター対決が実現。「かみ合う」という意味に限定すれば、フロイド・メイウェザー再戦より、サウル・アルバレス戦のほうが何倍も期待できますね!完全復活を果たしたミゲール・コットと超強気のフレディ・ローチは、若きスーパースターの夢と野望を打ち砕くことができるでしょうか?
絶体絶命のピンチを乗り越え、不死鳥のごとく蘇ったミゲール・コットが百戦錬磨の強みを発揮するのでしょうか?それとも、2階級制覇を目指すサウル・アルバレスが新旧交代の扉をこじ開けるでしょうか?絶大な人気を誇る2人のスーパースターが激突するファン待望の新旧対決。再び強烈な輝きを放ちはじめたミゲール・コットの作戦に注目しましょう!
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