スーパーフェザー級10回戦
元IBF世界 フェザー級チャンピオン |
ロバート・ゲレロ(アメリカ) 戦績:25戦22勝15KO1敗1分1無判定 |
元WBOラテンアメリカ フェザー級チャンピオン |
エデル・ルイス(メキシコ) 戦績:56戦31勝22KO21敗4分 |
試合内容
前IBF世界フェザー級チャンピオンのロバート・ゲレロが階級をひとつ上げ、スーパーフェザー級転向初戦となるテストマッチに挑みます。対戦相手がエデル・ルイスであることを考えると、結果より内容が問われる試合になりそうですね。
ロバート・ゲレロは2007年2月に空位のIBF世界フェザー級タイトルを獲得後、2度の防衛に成功した長身のサウスポー。25歳とまだ若く、「いずれ階級を上げて2階級制覇を狙うんだろうなあ」と予想していただけに、今回のテストマッチは楽しみですね。スーパーフェザー級へ階級を上げたロバート・ゲレロはどれだけ本来の動きができるでしょうか?
試合開始のゴングがなると同時にリング中央でお互いをけん制する両者。ロバート・ゲレロは右ジャブを突きながら、距離を測っています。得意の左ストレートを狙っているのでしょう。そして、試合開始から40秒、この試合初めて両者の拳が交錯します。
次の瞬間、エデル・ルイスがヒザをついてダウンしています。「あれ?何が起きたんだろう?レフェリーが陰になってわからなかったなあ」とリプレイを期待する管理人。その後、リプレイで確認すると、エデル・ルイスが右フックを打ち込みながら飛び込んできたところへ、ロバート・ゲレロが左ボディーブローのカウンターを打ち込み、ダウンを奪ったようです。タイミング抜群のカウンターが、肝臓を直撃していますね。
結局、ダウンを奪われたエデル・ルイスが試合をあきらめ、ロバート・ゲレロがスーパーフェザー級転向初戦を見事な勝利で飾りました。両者の実力者が違い過ぎたため、この試合だけでスーパーフェザー級ボクサーとしてのロバート・ゲレロを判断することは難しいのですが、全く問題はなさそうですね。むしろ、減量苦から解放された分だけ、戦いやすいのではないでしょうか?
試合結果
試合結果 | ロバート・ゲレロが1ラウンドTKO勝ちで快勝。スーパーフェザー級転向初戦を見事な白星で飾りました。 |