バンタム級10回戦
WBC世界ユース バンタム級チャンピオン |
亀田和毅(日本) 戦績:18戦全勝12KO |
WBCユースIC スーパーフライ級王者 |
ネイサン・ボルシオ(フィリピン) 戦績:13戦10勝4KO2敗1分 |
亀田和毅選手とネイサン・ボルシオの試合内容
亀田家三男の亀田和毅(かめだ・ともき)選手が地元の大阪に凱旋し、フィリピン出身のネイサン・ボルシオと拳を交えます。年内の世界挑戦を目指している亀田和毅選手にとって、世界へ踏み出すための大切な試合ですね。
試合は立ち上がりからスピードで上回る亀田和毅選手が左ジャブを突きながらネイサン・ボルシオにプレッシャーをかけて上下にパンチを散らす展開で始まります。一方のネイサン・ボルシオは左ジャブを突きながら右フックを狙っているようです。立ち上がりを観る限り、パンチの的中率は亀田和毅選手が上回っているようですね。
序盤は亀田和毅選手が打つと、ネイサン・ボルシオも反撃してくる一進一退の攻防が続きますが、試合が進むにつれて亀田和毅選手の左ボディーブロー、右ストレートがネイサン・ボルシオにクリーンヒットする場面が増えてきます。
「ボルシオは亀田選手のスピードについて行けないな。亀田選手は上下にパンチを打ち分けながら、このまま手数で圧倒したいよ」と試合の行方を見守る管理人。中盤に入ると、ネイサン・ボルシオのスタミナが切れ始め、ますます亀田和毅選手のパンチがネイサン・ボルシオに入る場面が目立つようになります。
試合終盤は亀田和毅選手がネイサン・ボルシオを圧倒する展開となり、ネイサン・ボルシオの顔面、ボディーへパンチを叩き込みますが、タフなネイサン・ボルシオが最後まで耐え抜き、試合終了のゴングが鳴り響きます。
結果は3人のジャッジすべてが亀田和毅選手を支持。地元の大阪に初凱旋を果たした亀田和毅選手がネイサン・ボルシオに10ラウンド大差の判定勝ちを収め、年内の世界タイトル挑戦へ向けて弾みをつけました。
亀田和毅選手がスピードを生かしたコンパクトなパンチを武器にネイサン・ボルシオを圧倒した試合でしたね。あらゆる面で亀田和毅選手が上回っていたと思います。バンタム級は強豪揃いの激戦区なので、まずはディフェンスとスタミナを強化して、一歩一歩確実に世界タイトル挑戦に近づきたいですね。
亀田和毅選手とネイサン・ボルシオの試合結果
試合結果 | 亀田和毅選手が10ラウンド3-0の判定勝ち。 【公式ジャッジの採点結果】
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