スーパーバンタム級10回戦
WBC世界 バンタム級7位 |
亀田和毅(日本) 戦績:21戦全勝13KO |
WBC世界 バンタム級22位 |
エドゥアルド・ガルシア(メキシコ) 戦績:28戦21勝9KO6敗1分 |
亀田和毅とエドゥアルド・ガルシアの試合内容
亀田三兄弟の三男で全勝を続ける亀田和毅(かめだ・ともき)選手が世界タイトル挑戦経験を持つエドゥアルド・ガルシアと拳を交えます。世界タイトル挑戦を視野に入れる亀田和毅選手がベテランのエドゥアルド・ガルシアを相手にどんなボクシングをみせてくれるのか楽しみですね。
試合は、開始を告げるゴングが鳴ると同時に、亀田和毅選手が左ジャブを突きながら積極的に距離を詰め、エドゥアルド・ガルシアにプレッシャーをかける展開で始まります。亀田和毅選手は1ラウンドから主導権を奪おうとする好戦的なボクシングですね。
一方、世界タイトル挑戦経験を持つベテランのエドゥアルド・ガルシアはガードを固めて亀田和毅選手の攻撃に耐え、打ち終わりを狙って左フック、右ストレートを中心に反撃。プレッシャーを感じながらも真っ向から応戦しています。
2ラウンドに入ると、スピードで上回る亀田和毅選手がボディーブローを中心に組み立て、パンチを上下に打ち分け始めます。特に肝臓を狙う左ボディーブローが強烈。エドゥアルド・ガルシアが顔をしかめて嫌がる姿が目立つようになります。
3ラウンド以降もスピードと手数で上回る亀田和毅選手が主導権を握る展開が続きます。5ラウンド中盤には、亀田和毅選手がエドゥアルド・ガルシアをコーナーに詰めてボディーを連打!エドゥアルド・ガルシアは必死に耐えていますが、ガードが下がってきましたね。
亀田和毅選手が試合を有利に進めながら迎えた7ラウンド1分すぎ。亀田和毅選手がエドゥアルド・ガルシアをロープへ詰めてコンパクトなパンチを連打します。ガードを固めて耐えようとするエドゥアルド・ガルシアですが、耐え切れずにダウン!
ダウンを奪われたエドゥアルド・ガルシアは10カウント以内に立ち上がることができず、このまま試合終了。世界タイトル挑戦を見据えた亀田和毅選手がエドゥアルド・ガルシアに7ラウンドKO勝ちを収め、全勝をキープしました。
亀田和毅選手の手数とスピードがエドゥアルド・ガルシアの経験を完全に上回った試合でしたね。「2012年は世界タイトルに挑戦するよ」と公言する亀田和毅選手。ボクシング史上初の三兄弟世界チャンピオンの偉業に向けて、一歩踏み出した亀田家三男に今後も注目しましょう。
亀田和毅とエドゥアルド・ガルシアの試合結果
試合結果 | 亀田和毅選手が7ラウンドKO勝ちで全勝をキープ。 |