年に1回発行されるボクシングマガジンの増刊号「世界ボクシングパーフェクトガイド2010年版」を買いました。「世界ボクシングパーフェクトガイド」はほとんどボクシング関連の雑誌を読まない管理人が、毎年楽しみに愛読しているボクシング雑誌です。
「世界ボクシングパーフェクトガイド2010年版」の魅力は何と言っても、全17階級のボクサーの動向がコンパクトにまとめられていること。各階級のチャンピオンを中心に、ボクシングファンが注目するボクサーを素早く一気にチェックできます。ボクシング観戦をするとき、手元に置いておくと便利です。
管理人は毎年「世界ボクシングパーフェクトガイド」の特集を楽しみにしています。2010年版の目玉はマニー・パッキャオ、フロイド・メイウェザー、デビッド・ヘイ特集。人気と実力を兼ね備えたボクシング界のヒーローとヒールを掘り下げて分析しています。
特に、元世界チャンピオンで帝拳ジム代表の浜田剛史さんが分析するマニー・パッキャオ特集がめちゃめちゃ興味深かったです。ミゲール・コット戦を例に「なぜ奇跡の勝利は生まれるのか」と題してマニー・パッキャオの強さの秘密に迫っています。思わず「パッキャオが活躍する時代に生まれて本当にラッキーだよ」と思ってしまいました。
そのほか、ジョー小泉さんと浜田剛史さんが選ぶ全17階級のトップボクサー特集やスーパーミドル級最強を決める「スーパー・シックス」特集、次世代のスター候補の特集など、ボクシング観戦をさらに楽しむために役立つ記事が多く、何度も読み返してしまいました。
基本的な部分をしっかりフォローしているので、どちらかと言うと、ボクシング上級者より初心者に向いているでしょうか?ボクシング界の動向についてまとめた指南書を求めているボクシングファンや各階級の注目ボクサーを一気にチェックしたいボクシングファンにとって興味深い一冊だと思います。
世界ボクシングパーフェクトガイド2010年版
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