スーパーライト級10回戦
WBO世界ライト級3位 | シャリフ・ボゲール(ウガンダ) 戦績:21戦全勝13KO |
WBC中米 ライト級チャンピオン |
セルヒオ・リベラ(メキシコ) 戦績:35戦25勝16KO8敗2分 |
シャリフ・ボゲール対セルヒオ・リベラの試合内容
全勝の快進撃を続けるウガンダ出身のシャリフ・ボゲールとプロ35戦のキャリアを誇るメキシコ出身のセルヒオ・リベラが激突する新旧対決です。注目は、全勝ホープのシャリフ・ボゲール。サウスポーのセルヒオ・リベラを相手に全勝をキープすることができるでしょうか?
試合が始まると同時に飛び出したボクサーは、シャリフ・ボゲール。左ジャブから右ストレートのワンツーを連打しながら前進し、ベテランのセルヒオ・リベラにプレッシャーをかけます。体は小柄なシャリフ・ボゲールですが、手数が多く、細かいステップワークに優れたボクサーですね。
2ラウンドに入ると、試合が大きく動きます。開始30秒、シャリフ・ボゲールの右ストレートがセルヒオ・リベラのアゴにクリーンヒットし、セルヒオ・リベラがロープへ吹っ飛びます。ロープがなければ、ダウンしていた強烈な一撃でしたね。
一気に主導権を奪いたいシャリフ・ボゲールは、得意のワンツー、左フックを中心にセルヒオ・リベラにプレッシャーをかけ、パンチを集めます。2ラウンド終了間際にも、シャリフ・ボゲールがセルヒオ・リベラをコーナーに詰めてラッシュを浴びせるなど、シャリフ・ボゲールのペースになってきましたね。
3ラウンドが始まると、シャリフ・ボゲールが飛び出し、セルヒオ・リベラをロープに詰めて回転の速い連打を上下に打ち分けます。ベテランのセルヒオ・リベラはガードを固めて必死に耐えていますが、一方的にダメージが蓄積する苦しい戦いを強いられています。
「完全にボゲールのペースになっちゃったね。このまま攻撃を続ければ、倒せそうだよ」と思っていると、3ラウンド終了後、コーナーに戻ったセルヒオ・リベラがギブアップ。新進気鋭のシャリフ・ボゲールがベテランのセルヒオ・リベラに3ラウンド終了TKO勝ちを飾り、プロデビューから連勝を22に伸ばしました。
シャリフ・ボゲールがパワー、スピード、テクニックのすべてでセルヒオ・リベラを上回った試合でしたね。サウスポーのセルヒオ・リベラを相手に全く臆することなく、パンチを叩き込む姿が印象的でした。今後も注目の全勝ホープですね。
シャリフ・ボゲール対セルヒオ・リベラの試合結果
試合結果 | シャリフ・ボゲールが3ラウンド終了TKO勝ちで全勝をキープ。 |