ノニト・ドネアは年間4戦目となるホルヘ・アルセ戦をKO勝利で締めくくれるか?
2012年の最終月も「フィリピンの閃光」がまばゆき輝きを放つのでしょうか?4階級制覇チャンピオンのノニト・ドネアが5階級制覇の実績を誇るホルヘ・アルセと激突する防衛戦を控え、年間4戦目となるビッグマッチに向けた意気込みを語りました。
「アルセはいろいろ言っているみたいだけど、勝ったボクサーがチャンピオンだ。アルセのボクシングを十分に研究してきたから、リングでやるべきことはわかっている。試合は最終ラウンドまで続かないと思うよ。KOで決めるつもりだからね」
自信満々のKO宣言が飛び出しました!軽量級を代表するスーパースターのノニト・ドネアは2012年に3試合を戦って結果は全勝。しかも、対戦相手がウィルフレド・バスケス・ジュニア、ジェフリー・マセブラ、西岡利晃選手の強豪ばかりです。すべて圧倒的な内容で勝利を手にしています。
もしノニト・ドネアが年間4戦目となるホルヘ・アルセ戦でKO勝利を飾ると「年間最優秀ボクサー」の最有力候補になりそうですね。戦う試合はすべてタイトルマッチ。対戦相手は実力者ばかり。4連勝なら「年間最優秀ボクサー」の栄誉を手にする十分すぎる資格があると思います。
ノニト・ドネアと同じフィリピン出身のマニー・パッキャオがファン・マヌエル・マルケスに衝撃のKO負けを喫し、ここ数日、一部のボクシングファンやメディアが「悪い流れがドネアのボクシングに影響するかもしれない」という懸念を抱いています。
しかし、本人は全く気にすることなく「いつも応援してくれるファンのみんな、何も心配しなくて大丈夫。アルセ戦に集中してリングに上がるよ」とファンにメッセージを送っています。ホルヘ・アルセ戦も心技体ともに充実したノニト・ドネアを観戦することができそうですね。
2012年の軽量級を引っ張ってきたノニト・ドネア。圧巻の強さを証明し続ける「フィリピンの閃光」はメキシコの刺客ホルヘ・アルセをリングに沈め、充実の1年を締めくくることができるでしょうか?注目の人気ボクサー対決は12月15日(日本時間12月16日)に決戦のゴングです。