サウスポー対策!ノニト・ドネアがクリスチャン・ミハレスと対戦へ
軽量級を代表するボクシング界のスーパースター「フィリピンの閃光」ノニト・ドネア。次戦の動向が注目されていた4階級制覇チャンピオンが選んだ対戦相手は、スーパーフライ級で王座統一の実績を誇るサウスポーのクリスチャン・ミハレスでした。
ノニト・ドネアの次戦が2012年7月に行われることが正式に発表されたことで、日本のみならず、世界中のボクシングファンが注目する「ノニト・ドネアvsトシアキ・ニシオカ」のドリームマッチは秋以降に持ち越しとなりました。
注目すべきは、ノニト・ドネアがサウスポーのクリスチャン・ミハレスを対戦相手に選んだことです。「ノニト・ドネアの次戦の相手がクリスチャン・ミハレスに決まった」と知った瞬間、「間違いなくサウスポー対策だよね」と思っちゃいました。
激戦区のスーパーバンタム級は、3人の世界チャンピオンを中心に回っています。「最強」の呼び声が高いWBOチャンピオンのノニト・ドネア。全勝でWBAタイトルを奪取したオリンピック金メダリストのギジェルモ・リゴンドー。そして、WBCタイトルを7度防衛している「スピードキング」西岡利晃選手です。
3人のチャンピオンの中で、西岡利晃選手とギジェルモ・リゴンドーはサウスポー。つまり、ノニト・ドネアのターゲットとなるライバル王者はどちらもサウスポーなんです。ノニト・ドネア陣営としては、「王座統一戦の前に、サウスポーのクリスチャン・ミハレスと戦って試運転をしたい」という意向だと思います。
ここからは管理人の勝手な予想ですが、クリスチャン・ミハレスのボクシングスタイルを考えると、クリスチャン・ミハレス戦の次は、ギジェルモ・リゴンドーではなく、西岡利晃選手をターゲットにしている可能性が高いと思います。
まずはクリスチャン・ミハレス、次にトシアキ・ニシオカ、最後にギジェルモ・リゴンドー。ノニト・ドネア陣営、そして、ノニト・ドネアをプロモートするトップランク社が思い描く「スーパーバンタム級完全制覇」に向けたシナリオは、こんな感じでしょうか?
ノニト・ドネア陣営の思惑がシナリオ通りに進むかは別として、スーパーバンタム級のトップ3に君臨するノニト・ドネア、ギジェルモ・リゴンドー、西岡利晃選手の実力はかなり肉薄していると思います。だからこそ、試合前の対策やトレーニング、試合当日の作戦やコンディションが勝敗を左右する要素になるはずです。
動き出した「フィリピンの閃光」に対して、日本が誇る世界チャンピオンの西岡利晃選手は2012年3月15日、WBCから日本人初の名誉王者に認定され、好きなタイミングで試合をできる権利を手にしました。世界の舞台で実力を証明した「孤高の世界チャンピオン」にだけ与えられる特権ですね。
名誉王者に認定されたことで、西岡利晃選手はターゲットをノニト・ドネア一本に絞ることができます。WBCタイトルを7度防衛している西岡利晃選手と4階級制覇の実績を誇るノニト・ドネアのドリームマッチ。夢から現実へ。日本ボクシング界に新たな歴史を刻むメガマッチは秋以降の開催を目指し、本格的に動き始めています。
