スーパーウェルター級12回戦
元WBO暫定世界スーパー ウェルター級チャンピオン |
アルフレド・アングロ(メキシコ) 戦績:22戦20勝17KO2敗 |
アメリカ同級 | ラウル・カサレス(アメリカ) 戦績:22戦19勝9KO2敗1無効試合 |
アルフレド・アングロ対ラウル・カサレスの試合内容
1年ぶりのリングに上がるアルフレド・アングロが好戦的なラウル・カサレスと激突する注目の再起戦。攻撃的なボクシングで人気のアルフレド・アングロは久しぶりのリングで存在感をアピールすることができるでしょうか?
試合は、お互いが左ジャブを突きながら、強烈な右ストレートを狙う展開で始まります。久しぶりの実戦となるアルフレド・アングロは、立ち上がりから積極的なボクシングで主導権を握ろうとしていますね。
一方のラウル・カサレスもカウンターの右ストレートとフックで応戦。アルフレド・アングロもラウル・カサレスも思い切り体重を乗せたパンチを打ち込んでいるので、当たれば倒れそうな雰囲気がリングを包んでいます。
「アングロもカサレスも倒す気満々だね。さあ、どっちが主導権を握るかな?」と思い始めた1ラウンド30秒。アルフレド・アングロが強烈なボディーブローを連打して、ラウル・カサレスを後退させます。
ラウル・カサレスは踏ん張って耐えながら、パンチを強振して応戦。「どっちのパンチも力が入ってるなあ」と思っていると、1ラウンド45秒、アルフレド・アングロの左フックがラウル・カサレスのアゴを打ち抜き、ラウル・カサレスが後ろに崩れ落ちます。
【Photo:The Ring Magazine】
「ぎょえー、めっちゃ効いた!続行は無理じゃないかな?」とラウル・カサレスのダメージをチェックしていると、レフェリーが試合をストップして、勝負あり。アルフレド・アングロが1年ぶりの再起戦で衝撃の1ラウンドTKO勝ちを飾り、復活をアピールしました。
いやー、アルフレド・アングロのすさまじい左フックが炸裂しましたね。ビザのトラブルに巻き込まれてしまい、リングを離れることになってしまったアルフレド・アングロですが、好戦的なボクシングとパンチ力は健在です!
アルフレド・アングロは誰と戦っても真っ向から打ち合うボクシングを貫くファイターなので、噛み合うと、すごい試合になりますね。激戦のスーパーウェルター級で、ダークホースになりそうなボクサーが、復活を強烈にアピールした再起戦でした。
アルフレド・アングロ対ラウル・カサレスの試合結果
試合結果 | アルフレド・アングロが1ラウンドTKO勝ちで再起戦に快勝。 |