ライト級10回戦
元2階級制覇 チャンピオン |
粟生隆寛(日本) 戦績:28戦24勝11KO3敗1分 |
メキシコ同級 | エドガル・ロメリ(メキシコ) 戦績:19戦14勝8KO3敗2分 |
粟生隆寛選手とエドガル・ロメリの試合内容
完璧なカウンターで再起戦に快勝した粟生隆寛選手が、メキシコのエドガル・ロメリを迎えて、世界前哨戦を行います。アメリカで劇的な復活をアピールし、ボクシングセンスを見せつけた粟生隆寛選手。エドガル・ロメリを撃破し、3階級制覇へ弾みをつけることができるでしょうか?
試合は、真っ正面からジワリジワリと距離を詰めて左ストレートを狙うサウスポーの粟生隆寛選手に対して、エドガル・ロメリが左ジャブを突きながら強烈な右フックを思い切り打ち込む展開で始まります。粟生隆寛選手はエドガル・ロメリの動きを観察しながら戦っている印象です。
「粟生選手、落ち着いてるね。ロメリの右は要注意だけど、しっかり見えてるみたい。プレッシャーをかけながら誘って、カウンターを狙う作戦かな?」と立ち上がりの粟生隆寛選手の作戦に注目する管理人。エドガル・ロメリは、粟生隆寛選手のプレッシャーをかなり感じている印象です。
粟生隆寛選手がプレッシャーをかけ、迎えた1ラウンド1分30秒。粟生隆寛選手がエドガル・ロメリのボディに強烈な左アッパーを突き上げます。一発でエドガル・ロメリの背中が丸まりましたね。エドガル・ロメリのダメージを確認した粟生隆寛選手はすぐにプレッシャーを強めます。
「ボディがめっちゃ効いてるよ。粟生選手は逃げるロメリを捕まえきれるかな?」と思っていると、粟生隆寛選手が鋭い右ジャブと左ストレートでエドガル・ロメリを追い詰め、1ラウンド残り40秒、左ストレートでダウンを奪います。ダウンから立ち上がったエドガル・ロメリですが、表情が少し弱気になっている印象です。
ダウンを奪った粟生隆寛は焦ることなく、エドガル・ロメリのパンチを避けながら距離を詰め、1ラウンド残り15秒、強烈な右フックを一閃!バタバタとリングに崩れ落ちるエドガル・ロメリ。ダウンから立ち上がりますが、レフェリーが試合をストップして、勝負あり。粟生隆寛選手がエドガル・ロメリに1ラウンドTKO勝ちを飾り、日本のリングで復活をアピールしました。
粟生隆寛選手の生き生きしたボクシングが印象的な再起第2戦でしたね。アメリカの再起戦となったハーディ・パレデス戦から粟生隆寛選手の持ち味である「攻めるカウンター」が復活した印象です。次はいよいよ世界戦かな?3階級制覇がめっちゃ期待できる圧勝劇でした。
粟生隆寛選手とエドガル・ロメリの試合結果
試合結果 | 粟生隆寛選手が1ラウンドKO勝ち。再起2連続KO勝利で復活をアピールしました。 |