ミゲール・コットはデルビン・ロドリゲスを撃破して復活をアピールできるか?
2連敗で崖っぷちに追い込まれてしまったミゲール・コットと躍進のチャンスを手にしたデルビン・ロドリゲスが10月5日(日本時間10月6日)に激突するスーパーウェルター級ノンタイトルマッチが直前に迫ってきました!再起を目指すミゲール・コットに注目ですね。
2012年に2連敗を喫し、しばらく休養していたミゲール・コット。3階級制覇の実績を誇る「カリブの英雄」は、4階級制覇を目指してミドル級転向の可能性も示唆していましたが、スーパーウェルター級にとどまることを選んだようです。どちらかと言えば、ミゲール・コットはスーパーウェルター級でも小柄なボクサーなので、英断ではないでしょうか?
ミゲール・コットが再起戦で対戦するボクサーは、タフなデルビン・ロドリゲス。ミゲール・コットが敗れたオースティン・トラウトと対戦し、12ラウンド判定負けを喫しましたが、打たれたら必ず打ち返す粘り強いボクシングがめっちゃ印象的でした。
デルビン・ロドリゲスは、懐が深く、リーチも長いので、ミゲール・コットにとって、決して楽な相手じゃないと思います。下手をすると、空回っちゃう可能性もあると思うんですよ。逆に言うと、ミゲール・コットのコンディションをチェックする意味で、最も理想的な対戦相手と言うこともできそうです。
ミゲール・コットは、デルビン・ロドリゲス戦からフレディ・ローチを新トレーナーに招へいしています。攻撃型にシフトしていたミゲール・コットですが、フレディ・ローチの指導で、ディフェンス技術とフットワークの良さを生かした「バランス重視のボクシング」に回帰する可能性があるので、ミゲール・コットのボクシングに注目しながら、再起戦を楽しみたいです。
名トレーナーのフレディ・ローチを迎え、リングへ戻ってくるミゲール・コット。再起をかける「カリブの英雄」は、タフなデルビン・ロドリゲスを撃破し、復活をアピールすることができるでしょうか?身長差、リーチ差があるので、ミゲール・コット得意のボディブローがカギになるかもしれませんね。