ライト級10回戦
IBFランキング4位 | テレンス・クロフォード(アメリカ) 戦績:20戦全勝15KO |
WBOランキング10位 | アレハンドロ・サナブリア(メキシコ) 戦績:36戦34勝25KO1敗1分 |
テレンス・クロフォード対アレハンドロ・サナブリアの試合内容
全勝の快進撃を続けるテレンス・クロフォードが、メキシコのタフなファイターのアレハンドロ・サナブリアと激突する世界ランカー対決です。「将来の世界チャンピオン」の呼び声が高いテレンス・クロフォードのボクシングに注目ですね。
試合は、お互いが左ジャブを突きながら、右ストレートを打ち込む展開で始まります。テレンス・クロフォードは右ストレートのカウンター、アレハンドロ・サナブリアは右ストレートから左フックの返しを狙っている印象です。
「スピードはクロフォードのほうが上かな?サナブリアはボディから食いつきたいと思うんだけど、クロフォードの動きが速いんで、戸惑ってるみたい。後手に回ってる感じだね」と思っていると、3ラウンド中盤、テレンス・クロフォードがコンパクトなアッパーを突き上げ、アレハンドロ・サナブリアの動きが止まります。
「ナイスアッパー!ストレート系のパンチャーかと思ったけど、パンチの種類が豊富だね。サウスポーにスイッチできる器用さもあって、しかも、頭脳的!ポテンシャル、高いなあ」とテレンス・クロフォードのボクシングに拍手を送る管理人。
4ラウンドに入ると、アレハンドロ・サナブリアが主導権を奪い返すため、積極的に攻撃を仕掛けます。ところが、テレンス・クロフォードがカウンターを顔面だけでなく、ボディにも打ち込み、アレハンドロ・サナブリアの攻撃を食い止めます。
テレンス・クロフォードが主導権を握り、迎えた6ラウンド開始直後、テレンス・クロフォードがいきなり左フックをアレハンドロ・サナブリアのアゴに打ち込み、アレハンドロ・サナブリアがゴロンとダウン!コンパクトな左フックが決まりましたね。
「うわっ、急所を打ち抜く完璧な左フックだよ!」と大興奮の管理人。タフなアレハンドロ・サナブリアは何とか立ち上がりましたが、足元がおぼつかず、レフェリーが試合をストップ。テレンス・クロフォードがアレハンドロ・サナブリアに6ラウンドTKO勝ちを飾りました。
テレンス・クロフォードの技術を堪能できた世界ランカー対決でしたね。アレハンドロ・サナブリアも強いんですけど、正直なところ「クロフォードがサナブリアを簡単に仕留めちゃったなあ」と思わずにいられない内容でした。テレンス・クロフォード、今後も注目ですね。
テレンス・クロフォード対アレハンドロ・サナブリアの試合結果
試合結果 | テレンス・クロフォードが6ラウンドTKO勝ち。 |