ヘビー級12回戦
イギリス同級 | タイソン・フューリー(イギリス) 戦績:20戦全勝14KO |
元IBF世界 クルーザー級チャンピオン |
スティーブ・カニンガム(アメリカ) 戦績:30戦25勝12KO5敗 |
タイソン・フューリー対スティーブ・カニンガムの試合内容
ヘビー級の大型ホープとして注目されるイギリスのタイソン・フューリーが、敵地アメリカへ乗り込み、スティーブ・カニンガムと激突するヘビー級サバイバルマッチ。倒し倒されの激闘を制して、タイトル戦線へ踏みとどまるボクサーはどちらでしょうか?
試合は、力強い左ジャブを突きながら、右ストレートを狙う長身のタイソン・フューリーに対して、スティーブ・カニンガムが鋭い左ジャブで応戦し、飛び込むタイミングを確認する展開で始まります。敵地に乗り込んだタイソン・フューリーは、スティーブ・カニンガムを挑発しながら戦っていますね。
「パワーのフューリー対スピードのカニンガムの図式になりそうだぞ。わかりやすい試合になるかもしれないね」と思っていると、2ラウンド開始直後、タイソン・フューリーの右ストレートに合わせて、スティーブ・カニンガムが強烈なオーバー・ハンド・ライトを叩き込み、タイソン・フューリーがゴロンと後ろに崩れ落ちます。
「おおお、すげえ!カニンガムは思い切って打ち込んだね。ダメージはどうかな?」とタイソン・フューリーのダメージに注目する管理人。ダウンから立ち上がったタイソン・フューリーですが、足元が少しフラフラしていますね。
ダウンを奪われたタイソン・フューリーは、自分から積極的にパンチを打ち込むことで、スティーブ・カニンガムの追撃を回避。スティーブ・カニンガムは、タイソン・フューリーの右ストレートをもらった影響で、警戒しながら戦っている印象です。
4ラウンド開始直後には、スティーブ・カニンガムの右ストレートのカウンターが、タイソン・フューリーの顔面をとらえます。しかし、タフなタイソン・フューリーは強烈な一撃に耐え、反撃開始。体の大きさに比例する打たれ強さですね。
「カニンガムの完璧なカウンターだったんだけどなあ。フューリーの打たれ強さは信じられないよ。しかも、自分から積極的にプレッシャーをかけてる!負けん気の強い根性型の古き良きヘビー級ファイターだね」とタイソン・フューリーの打たれ強さに驚く管理人。
4ラウンド以降は、タイソン・フューリーがスティーブ・カニンガムを追いかけ、プレッシャーをかける展開が続き、迎えた7ラウンド残り30秒。タイソン・フューリーがスティーブ・カニンガムをロープに詰めて強烈な右アッパーを連打します。
何とかリング中央へ逃げようとするスティーブ・カニンガムですが、タイソン・フューリーがスティーブ・カニンガムを体ごとコーナーへ押し込み、強烈な右フックを一閃!スティーブ・カニンガムがリングに崩れ落ちます。
「ぎょえー!これは決まった!」と絶叫する管理人。必死に立ち上がろうとするスティーブ・カニンガムですが、10カウント以内に立ち上がることができず、勝負あり。タイソン・フューリーがスティーブ・カニンガムに7ラウンドKO勝ちを飾り、アメリカデビュー戦で強烈なインパクトを残しました。
タイソン・フューリーのパワーとタフネスが、スティーブ・カニンガムのスピードとテクニックを上回った試合でしたね。立ち上がりは、スティーブ・カニンガムがうまく戦っていたと思うのですが、ラウンドが進むにつれて、タイソン・フューリーがプレッシャーを強め、最後は飲み込んだ印象です。
劇的な逆転勝利を飾ったタイソン・フューリーは、同じイギリス人のデビッド・ヘイと対戦するプランが浮上しています。デビッド・ヘイに勝てば、世界タイトル挑戦の話が現実味を帯びてくるはずなので、ますます目が離せなくなりそうです。ボクシングがわかりやすくて、しゃべりも上手なので、勝てば勝つほど人気が出そうですね。
タイソン・フューリー対スティーブ・カニンガムの試合結果
試合結果 | タイソン・フューリーが7ラウンドKO勝ち。アメリカデビュー戦で劇的な逆転KO勝利を飾りました。 |