10連続KO防衛なるか?ゲンナディ・ゴロフキンがオスマヌ・アダマと激突へ
世界中のファンを熱狂させる全勝チャンピオンの10度目の防衛戦が決まりました!WBA世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンが2014年2月1日(日本時間2月2日)にモナコのモンテカルロでオスマヌ・アダマと対戦することが発表され、両雄がコメントを発表しました。
まずは「世界チャンピオンのなかで最も高いKO率」を誇るゲンナディ・ゴロフキン。2013年に4度の防衛戦を行い、すべてKO勝利を飾った「カザフスタンのKOキング」は、節目となる10度目の防衛戦をモンテカルロで行う喜びを次のように表現しています。
「モンテカルロで再び防衛戦ができる日が待ち切れないんだ。挑戦者のアダマがタフなボクサーだってことは知ってるけど、モンテカルロの会場に足を運んでくるファンやテレビの前で応援してくれるファンのために、全力を尽くしてパンチを打ち込むことを約束するよ」
【Photo:HBO】
続いて、世界タイトル挑戦のチャンスを手にしたガーナ出身のオスマヌ・アダマ。2012年3月にダニエル・ギールの持つIBF世界ミドル級タイトルに挑戦し、無念の判定負けを喫したシカゴ在住のファイターは、再びめぐってきたビッグチャンスに全身全霊をかけることを宣言しました。
「まずは、世界タイトル挑戦のチャンスをもらえたことに感謝したい。『ミドル級最強』と呼ばれるゴロフキンに挑戦できて、本当に光栄だよ。すでに練習をスタートしているんだ。与えられたチャンスを生かして、ベルトをシカゴに持って帰るため、すべての情熱と時間をボクシングに注ぐよ」
圧巻の連続KO防衛を重ね、激戦区ミドル級の主役となったゲンナディ・ゴロフキン。屈強なファイターのオスマヌ・アダマをリングに沈め、記念すべき10度目の防衛戦をKO勝利で飾ることができるでしょうか?ゲンナディ・ゴロフキンにとって、節目となる防衛戦で、オスマヌ・アダマ戦をクリアすれば、次戦でビッグマッチの可能性があるので、目が離せない試合になりそうです。