フライ級10回戦
2階級制覇 チャンピオン |
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア) 戦績:35戦全勝29KO |
WBCライト フライ級12位 |
フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ) 戦績:12戦11勝9KO1敗 |
ローマン・ゴンサレス対フランシスコ・ロドリゲスの試合内容
全勝の快進撃を続ける「ニカラグアの小さな強打者」ローマン・ゴンサレスが、メキシコから乗り込んできた20歳のフランシスコ・ロドリゲスを母国ニカラグアに迎えて、フライ級のノンタイトルマッチを行います。3階級制覇を目指すローマン・ゴンサレスに注目ですね。
試合は、ガードを高く構えて正面から距離を詰めるローマン・ゴンサレスに対して、フランシスコ・ロドリゲスはスイッチしながら左右に回り込み、カウンターを狙います。「前に出るゴンサレス、下がってカウンターを狙うロドリゲス」。わかりやすい展開になりそうな雰囲気です。
「ゴンサレスはいつも通り、パンチを上下に打ち分けてプレッシャーをかけてるね。ロドリゲスはプレッシャーを感じているみたいだけど、パンチを打ち返してゴンサレスの前進を止めようとする狙いがよくわかるね。ロドリゲスは勇敢だなあ」と立ち上がりの攻防に大興奮の管理人。フランシスコ・ロドリゲスが勇敢なので、どちらのパンチも当たりそうな雰囲気ですね。
3ラウンドに入ると、フランシスコ・ロドリゲスが足を止めて、ローマン・ゴンサレスの前進を食い止めようとします。一方のローマン・ゴンサレスは力強いパンチを上下に打ち分けて応戦。フランシスコ・ロドリゲスも健闘していますが、接近戦の打ち合いは、ローマン・ゴンサレスが一枚上手な印象です。特に、ボディブローが効果的ですね。
5ラウンドに入ると、ローマン・ゴンサレスがプレッシャーを強め、フランシスコ・ロドリゲスをコーナーとロープへ詰めるシーンが増え始めます。序盤は、うまく回り込んでいたフランシスコ・ロドリゲスですが、ローマン・ゴンサレスが回り込む方向を予想しながら戦っているので、簡単に回り込めなくなってきましたね。
6ラウンドに入ると、フランシスコ・ロドリゲスが自分からプレッシャーをかけて勝負に出ます。回転の速いパンチを積極的に打ち込むフランシスコ・ロドリゲス。一方のローマン・ゴンサレスは一発一発に力を込めて強烈なパンチを上下に打ち分けています。
「ロドリゲスは勝負に出たんだけどなあ。接近戦の打ち合いは、どうしてもゴンサレスが一枚上手だね。ロドリゲスは苦しくなってきたなあ」と思い始めた7ラウンド。今度は、ローマン・ゴンサレスが立ち上がりからプレッシャーをかけて、フィニッシュを狙います。
ローマン・ゴンサレスは強烈なボディブローを打ち込みながら、フランシスコ・ロドリゲスをロープへ詰め、最後は、力強いパンチを上下に連打したところで、レフェリーが試合をストップ!ローマン・ゴンサレスが7ラウンドTKO勝ちを飾り、凱旋試合で勝利を手にしました。
ローマン・ゴンサレスが的確で強烈なパンチを上下に打ち分け、試合が進むにつれて、フランシスコ・ロドリゲスを圧倒した試合でしたね。フランシスコ・ロドリゲスもめっちゃ健闘したと思うのですが、最後は「力の差」が出てしまった印象です。ローマン・ゴンサレス、いつでも3階級制覇を狙えそうですね。ターゲットにされるチャンピオンたちは嫌だろうなあ。
ローマン・ゴンサレス対フランシスコ・ロドリゲスの試合結果
試合結果 | ローマン・ゴンサレスが7ラウンドTKO勝ち。 |