デビッド・ヘイが引退のピンチ!タイソン・フューリー戦は無念の中止が決定
英国ボクシング界のスーパースターが引退の危機に直面です!ヘビー級、クルーザー級の2階級制覇の実績を誇るデビッド・ヘイが痛めていた右肩の手術を行い、ドクターから引退を勧告されたことを公表。イギリスを中心に盛り上がっていたタイソン・フューリーとの英国ヘビー級対決は無念の中止が決定しました。
「たいしたことないケガだと思っていたんだけど、ドクターから重傷だって知らされたんだ。オレのカムバックを応援してくれたファンのみんなにまず心から謝罪したい。2013年がこんな終わり方をするなんて、夢にも思わなかったよ。みんな、本当にごめん」
「来年はヘビー級チャンピオンに返り咲くプランがあったんだ。いつも応援してくれるファンのみんなと喜びを分かち合える日が来ることを願っていた。でも、ボクシングの神様が『今こそグローブを置くときじゃないか』って教えてくれたのかもしれないな」
【Photo:Hayemaker.com】
いやー、悲しすぎる!楽しみにしていたデビッド・ヘイ対タイソン・フューリーが中止になったショックの100倍くらい、デビッド・ヘイが引退を示唆したことがショックです!2014年こそ、クリチコ兄弟の牙城を崩してほしかったのに。ギャボーン!
デビッド・ヘイは2011年に一度引退を発表しています。31歳の誕生日に引退を発表したのですが、コンディションに問題があったわけじゃなく、近く自伝が発売されることもあって「将来、復帰する可能性を残してるよね」とカムバックを予想できる引退でした。
ところが、今回は右肩の負傷が原因なので、2年前の引退と全く状況が違います。ビタリ・クリチコのように、ケガが原因で引退を表明しながら、4年後に見事な復活を果たした例もあるので、仮に引退しても復活を期待したいところですが、強気なデビッド・ヘイの弱気なコメントが気になります。「2度目の引退が最後の引退」になっちゃう可能性もありそうですね。どうなるんだろう?