ブランドン・リオス対ダニー・ガルシアが実現する可能性は?
ブランドン・リオスはプロモーターの壁を打ち破ることができるでしょうか?無敗の快進撃を続けるブランドン・リオスが、WBA・WBC世界スーパーライト級タイトルを保持する全勝のダニー・ガルシアと対戦を希望。熱いメッセージを送りました。
「オレの目標はいつもはっきりしている。WBCのタイトルを手にすることだ。ずっと腰に巻きたいと願っているベルトなんだよ。スーパーライト級のWBCチャンピオンはガルシアだから、対戦することは難しいってわかっている。でも、あのベルトがほしいんだ」
「ヤツはゴールデンボーイ・プロモーションズの所属。オレはトップランクの所属。だから、対戦が実現することは難しいだろうね。でも、いつか対戦する日がくることを期待しているんだ」と現状に理解を示しながら、ダニー・ガルシア戦を熱望しました。
新時代の「激闘王」として絶大な人気を誇るブランドン・リオスは3月30日(日本時間3月31日)にラスベガスで試合をすることが決まっています。対戦相手はマイク・アルバラードが有力。激闘を演じた両雄が再び拳を交えることになりそうですね。
【Photo:The Ring Magazine】
なお、ブランドン・リオスが対戦を熱望したダニー・ガルシアは4月27日(日本時間4月28日)にザブ・ジュダーと防衛戦を行うことが決まっています。両者が試合をクリアすれば、ひょっとすると、夏以降に対戦する可能性が浮上するかもしれませんね。
ブランドン・リオスは、ダニー・ガルシア戦を熱望しながらも、プロモーターの壁が高いことを認めていて、マネージャーのキャメロン・ダンキンが選んだボクサーであれば「誰とでも戦う」と宣言しています。
「オレは、いつ、どこで、誰とでも戦う。強打者だろうが、テクニシャンだろうが、ビッグネームであろうが、新鋭であろうが、誰でも構わない。オレは真の戦士で、戦うことが大好きだ。だからこそ、ボクシングの世界に身を置いて、商売にしているんだよ」
「ルーカス・マティセ、ダニー・ガルシア、アミール・カーン、ティモシー・ブラッドリー。誰でもかかってこい。オレは対戦相手によって戦い方を変えたりしない。ベストを尽くして、パンチを叩き込むだけだ」
突き抜けた迷いのなさがブランドン・リオスの大きな魅力ですね。ブランドン・リオスが名前を挙げたボクサーの誰と戦っても名勝負になると思います。特に、ダニー・ガルシアやルーカス・マティセと戦ったら、KO決着間違いなしのものすごい激闘になりそうですね。
魂の真っ向勝負で戦うたびにファンの数を増やし続けているブランドン・リオス。名勝負の舞台を求め、ライト級からスーパーライト級へ転向してきた新時代の「激闘王」はプロモーターの高き壁を打ち破り、ボクシングファンが期待するビッグマッチを実現することができるでしょうか?
ブランドン・リオスの関連記事
キャリア | ブランドン・リオス |