ロバート・ガルシアが2年連続で「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞
ボクシング雑誌「The Ring Magazine」の公式サイト「RingTV.com」が「読者が選ぶ2012年の最優秀トレーナー」を発表しました。「トレーナー・オブ・ザ・イヤー」の栄冠に輝いた名伯楽はロバート・ガルシア。2011年に続き、2年連続の受賞です！
納得の受賞ですね。ノニト・ドネアやブランドン・リオスをはじめ、世界のスーパースターから絶大な信頼を寄せられているロバート・ガルシア。2011年に続き、2012年も指導するボクサーを次々と勝利へ導く1年になりました。
「試合後にボクサーと肩を組んで撮影に応じるガルシアの姿をたくさん目にした1年だったなあ」と振り返りながら「去年の最優秀トレーナー賞を争ったフレディ・ローチと明暗がはっきり分かれた1年だったかも」と思っちゃいました。
ノニト・ドネアを指導するロバート・ガルシアとマニー・パッキャオを指導するフレディ・ローチは、どちらもカリフォルニアにジムを構え、フィリピンのスーパースターのトレーナーを務めていることで、ボクシング雑誌やテレビ番組でよく比較されます。
個人的に「リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの比較と同じで、優劣はつけられないよ」と思うのですが、勝敗が評価に直結する世界なので、今回の結果はしょうがないかもしれませんね。フレディ・ローチが上位にランクしなかったことが、2012年に起こったボクシング界の異変を物語っていると思います。
ボクシング界のスーパースターを支える名伯楽。世界中のボクシングファンが熱狂する名場面は、トレーナーとボクサーの信頼関係から生まれているのかもしれませんね。ブランドン・リオスがマイク・アルバラードに逆転勝ちをした直後、ロバート・ガルシアがブランドン・リオスにダイブして喜ぶ姿はめっちゃ印象的だったなあ。
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