ティモシー・ブラッドリーはマニー・パッキャオに連勝して世代交代を実現できるか?
快進撃を続ける無敗チャンピオンが世紀の再戦に絶対の自信です!WBO世界ウェルター級チャンピオンのティモシー・ブラッドリーが強豪に2連勝した2013年を振り返りながら、マニー・パッキャオと4月12日(日本時間4月13日)に再戦する大一番に向けて力強いコメントを発表しました。
「2013年は最高の1年だったよ。ルスラン・プロポドニコフ戦はタフなファイターであることを証明できたと思う。逆に、ファン・マヌエル・マルケス戦はアウトボクサーとしての素質を証明できたと思うよ。みんなに幅広い戦いができるってことを知ってもらえたんじゃないかな?」
「パッキャオと再戦して、もう一度、勝つことはとても大きな意味があるんだ。パッキャオに文句なしの形で勝つことができれば、私がパウンド・フォー・パウンドのひとりだってことを認めてもらえるんじゃないかな?再戦で改めて実力を証明したい。パウンド・フォー・パウンドのナンバーワンをつかむ夢は、誰にも邪魔させないよ」
【プライドをかけた再戦!パッキャオのリベンジか?ブラッドリーの連勝か?】
ティモシー・ブラッドリーが語ったように、2013年はティモシー・ブラッドリーにとって、大きな転機となる1年だったと思います。マニー・パッキャオに勝利したあと、世界中のボクシングファンが注目する試合で、ルスラン・プロポドニコフと歴史に残る名勝負を演じ、試合後、病院送りになるダメージを負いながらも、勝利を手にしました。
また、マニー・パッキャオをKOしたファン・マヌエル・マルケス戦は、本来のスピードを生かして戦うアウトボクシングで、百戦錬磨のファン・マヌエル・マルケスを圧倒。改めて「ブラッドリーは速いなあ。しかも、試合運びがうまいよ」と感じた新旧対決でした。
充実の2013年を過ごしたティモシー・ブラッドリーが、2014年の初戦で拳を交えるボクサーは、ボクシング界の頂点を走り続けてきたマニー・パッキャオ。約2年ぶりの再戦は、ティモシー・ブラッドリーの「進化」を世界中のボクシングファンに証明する大一番です。
初戦で勝利を飾りながら「パッキャオが勝っていた。むちゃくちゃな判定だ!」と怒りの矛先を向けられてしまったティモシー・ブラッドリー。待ちに待った再戦でマニー・パッキャオに「文句なしの勝利」を飾り、新時代の幕開けを告げることができるでしょうか?世界中のボクシングファンが注目する因縁の再戦まで、1週間を切りました!