2年ぶりの再戦！ティモシー・ブラッドリーの連勝か？マニー・パッキャオのリベンジか？

2階級制覇の実績を誇る無敗チャンピオンのティモシー・ブラッドリーと6階級制覇の実績を誇るマニー・パッキャオが約2年ぶりに拳を交える因縁の再戦。世界中のボクシングファンが注目するビッグマッチがまもなく幕を開けます。初戦と比べて、どんな変化があるのか、めっちゃ楽しみです！

2年ぶりの再戦を直前に控え、両雄が意気込みを激白。まず、初戦で勝利を飾ったWBO世界ウェルター級チャンピオンのティモシー・ブラッドリーは強気のコメントを連発しています。トレーナーのホエル・ディアスも「パッキャオの最後の試合になる」と新旧交代に自信満々です！

「何度も言ってるけど、パッキャオに闘争本能が戻ることを祈っているよ。ブランドン・リオスに勝った試合をチェックする限り、ステップワークは健在だね。でも、オレを打ち倒せるだけの闘志があるかどうかは疑問だよ。誰に何と言われても、再戦も勝利を目指して戦うだけだ。みんながパッキャオの復活を期待しているけど、期待しないほうがいい。オレのための時間だよ」

一方、初戦で不可解な判定負けを喫した挑戦者のマニー・パッキャオはリベンジに燃えています。マニー・パッキャオの勝利を支持する声が多かった初戦ですが、結果は12ラウンド僅差の判定負け。ボクシング界のスーパースターは自ら希望した再戦で失った栄光と奪われた勝利の奪還を目指します。

「ブラッドリーの初戦のあと、再戦する必要はないと思ったんだ。でも、ブラッドリーが勝ったと主張していること、一部のファンが彼の勝利を支持したことで、再戦を決意した。パッキャオ対ブラッドリーの第3戦は絶対にないよ。再戦が最後の戦いだ。誰の目にも明らかな勝利を目指すよ」

ティモシー・ブラッドリーとマニー・パッキャオの記者会見をチェックする限り、お互いに迷いのない印象でした。いつもと変わらないマニー・パッキャオに対して、ティモシー・ブラッドリーは「少し力が入っているかな？」と感じましたが、待ちに待った再戦なので、入れ込んでしまう気持ちはすごく理解できます。どちらも「絶対に勝つぞ」って気持ちが伝わる記者会見でした。

興味深いポイントは、両陣営のトレーナーが「チャンスがあれば、KOを狙いたい」と完全決着で因縁に終止符を打ちたいと公言している一方、リングで戦うティモシー・ブラッドリーとマニー・パッキャオは「無理にKOを狙わない」と宣言しているんです。珍しいパターンだなあ。

そんなこんなで「勝ちに徹する再戦」になるかもしれませんね。初戦の採点結果は大荒れでしたが、ティモシー・ブラッドリーもマニー・パッキャオも間違いなく「初戦の勝者はオレ」って思っているはずです。どちらも「負けたくない気持ち」と「完全決着を目指したい気持ち」の間で揺れるんだろうなあ。メンタルの強さがめちゃくちゃ問われそうな大一番ですね。

結果的に「勝者なきビッグマッチ」と呼ばれることになった初対決。2年ぶりの再戦は「誰の目にも明らかな勝者」が誕生するのでしょうか？再戦のキーワードは間違いなく「完全決着」です。個人的に「再戦もかみ合わないだろうなあ」と予想していますが、ティモシー・ブラッドリーとマニー・パッキャオの実力と実績を考えると、何が起きても不思議じゃないドキドキ感が高まっています！

初戦で勝利を手にしながら、激しいバッシングを浴びることになったティモシー・ブラッドリー。初戦で勝利をつかめなかった結果、過酷な運命に直面したマニー・パッキャオ。トップランクに所属する新旧のスーパースターが世代交代をかけて激突する再戦は、まもなく決戦のゴングです！