最大の試練?チャベス・ジュニアがブライアン・ベラ再戦に向けて順調な減量をアピール
25万ドルの罰金は大論争となった減量問題の解決に一役買うことができるでしょうか?WBC世界ミドル級タイトルを獲得した経験を持つ「伝説の後継者」フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが3月1日(日本時間3月2日)に再戦するブライアン・ベラ戦に向けた減量が順調に進んでいることをアピール。計量に失敗した場合、25万ドルの罰金を支払うことを公表しました。
「キャンプは順調で、体重や減量に気を配りながら、トレーニングをしているんだ。もし減量に失敗して、スーパーミドル級リミットの168ポンドを上回ったら、25万ドルの罰金を支払う契約になっている。25万ドルの罰金を払いたいボクサーなんていないよね」
ざっくりと1ドル100円で計算すると、25万ドルは2500万円。人気ボクサーの世界タイトルマッチのファイトマネーを上回る罰金条項が契約に含まれている事実が、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアとブライアン・ベラの初戦の後味の悪さを物語っていると思います。正直なところ、2013年に観戦した試合で、最も後味が悪かったです。期待がめっちゃ大きかったので、悲しかったなあ。
【フリオ・セサール・チャベス・ジュニアとブライアン・ベラの再戦のプロモです】
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアとブライアン・ベラの初戦は2013年9月に行われ、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが10ラウンド判定勝ちを飾りました。しかし、大多数のメディアとファンが「ベラが勝っていた」とブライアン・ベラの勝利を支持。世界的な大論争に発展し、フリオ・セサール・チャベス・ジュニア対ブライアン・ベラの再戦が決まりました。
試合結果と並び、物議をかもした原因が、度重なる契約体重の変更です。フリオ・セサール・チャベス・ジュニアとブライアン・ベラの初戦は、当初ミドル級の契約(160ポンド)で行われるはずでした。ところが、減量に苦しむフリオ・セサール・チャベス・ジュニアを救済するため、スーパーミドル級の契約(168ポンド)に変更されたんです。
さらに、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがスーパーミドル級の体重を作ることができないとわかると、ライトヘビー級のリミットに近い173ポンドに再び契約体重が変更されました。最終的に、173ポンドの契約体重で試合が行われましたが、ブライアン・ベラが本当に気の毒でした。人気で劣るブライアン・ベラは勝ってアピールするため、不利な条件でも戦いますもん。
初戦はバタバタ続きで「チャベス・ジュニアの前日計量の体重」と「判定結果」ばかりがクローズアップされちゃいましたが、再戦は試合内容がもっとクローズアップされる打撃戦になるといいなあ。どちらも好戦的なボクサーなので「かみ合えば、ものすごい名勝負になる可能性もあるよ」と期待しています。「伝説の後継者」の資質が問われる運命の再戦まで、あと10日です!
