ミゲール・コットは体格差を克服し、セルヒオ・マルチネスを撃破できるか?
プエルトリコが生んだスーパースターが4階級制覇に絶対の自信です!数々のスーパースターと拳を交えてきた人気ボクサーのミゲール・コットが6月7日(日本時間6月8日)に対戦するWBC世界ミドル級チャンピオンのセルヒオ・マルチネスの印象を交えながら、力強く勝利を宣言しました。
「マルチネスのほうが私よりずっと体が大きいことは事実だね。でも、ボクシングは体の大きさを競うスポーツじゃないんだ。ミドル級のタイトルを獲得するために、トレーナーのフレディ・ローチと一緒にフルラウンド戦い続けるための練習を重ねてきた。マルチネスは12ラウンド戦う準備をしたほうがいい。スタミナが切れた時点で、彼は大きなトラブルに直面することになるよ」
「マルチネスも私もベテランと呼ばれる年齢だけど、ボクシングのスタイルや価値観は全く違う。マルチネスが私をコントロールできると思っているなら、試してみればいい。勝利を手にすることができるなら喜んで激闘に応じるよ。逃げも隠れもしない。勝利を目指して全力で戦うだけだ。私ならマルチネスを追い込んで、休む時間を与えないボクシングができると思う。必ず勝てるよ」
【4階級制覇なるか?ミゲール・コット対セルヒオ・マルチネスのプロモです】
3階級制覇の実績を誇るミゲール・コットは、スーパーライト級、ウェルター級、スーパーウェルター級の世界タイトルを獲得した中量級のスーパースターです。対戦したボクサーは、フロイド・メイウェザーとマニー・パッキャオの2大スーパースターをはじめ、名立たる強豪ばかり。ミドル級初登場となるセルヒオ・マルチネス戦は、4階級制覇をかけた大一番ですね。
ミゲール・コットは、簡単に言うと「勝っても負けてもかっこいいボクサー」。断固たる信念を持ってリングに上がり、ボクシングの信念や美学をリングで体現できる代表的なプロボクサーです。マニー・パッキャオにも同じことが言えると思うのですが、負けても「かっこいいなあ」と思えるボクサーは、勝ち負けに関わらず、必ず「自分が戦った証」をリングに残します。
試合を観戦するファンは「勝ち負けは表裏一体」であることを知っているので、たとえ負けても「コットにしかできない、勝利を目指して戦ったプロセス」に感動すると思うんです。だからこそ、ミゲール・コットの試合はいつも超満員。みんな、勝ち負けを超越したミゲール・コットの勇姿に大声援を送ります。「負けてもかっこいい」って、文句なしにスーパースターの証じゃないかな?
ミゲール・コットが対戦するセルヒオ・マルチネスは、ミドル級を主戦場とするサウスポーのスピードスターです。下の階級から上がってきたミゲール・コットは、決して体の大きなボクサーじゃありません。一方、セルヒオ・マルチネスは普段のウエイトが90キロを超えることもあるそうです。とんでもない体格差だなあ。ちなみに、ミドル級のリミットは約72.5キロです。
4階級制覇を目指し、ミドル級へ進出したミゲール・コット。世界中のファンに興奮と感動を届ける「カリブの英雄」は「驚異の男」セルヒオ・マルチネスを撃破し、激闘の歴史に新しい勲章を加えることができるでしょうか?勝ったボクサーは、次戦でサウル・アルバレスやゲンナディ・ゴロフキンと対戦するプランが浮上しています。新たなメガマッチを左右する注目のメガマッチです!