IBFは再戦命令!カール・フロッチ対ジョージ・グローブスの再戦は実現するか?
イギリスで抜群の人気を誇る新旧ボクサーの再戦交渉が難航です!IBF世界スーパーミドル級チャンピオンのカール・フロッチが大苦戦の末、勝利を飾ったジョージ・グローブスと再戦交渉を行っていることを認めながら、交渉が思うように進んでいないことを発表しました。
「グローブス陣営に再戦の条件を提示したけど、残念なことに拒否されてしまったんだ。イギリスのファンが、私とグローブスの再戦を期待していることは十分に理解しているよ。でも、オファーに応じてもらえない場合の選択肢も考えなきゃならないことも確かだね」
カール・フロッチとジョージ・グローブスは2013年11月に激突。カール・フロッチは、全勝の快進撃を続ける挑戦者のジョージ・グローブスの右ストレートを浴び、2ラウンドにダウンを奪われる苦しい立ち上がりとなりましたが、徐々に盛り返して、9ラウンド逆転KO勝利を飾りました。
しかし、9ラウンドのレフェリーストップをめぐり「もう少し続けさせるべきだった」というファンの声が多く、プロ初黒星を喫したジョージ・グローブスも「オレの意識は、はっきりしていた。本当に悔しいよ」と突然の幕切れとなったレフェリーストップに不満をもらしています。
そんなわけで、イギリスを中心に、カール・フロッチ対ジョージ・グローブスの再戦を求める声が高まっていますが、交渉がめちゃくちゃ難航しているようです。初戦の直後から再戦に乗り気じゃなかったカール・フロッチ。どうしても再戦で決着をつけたいジョージ・グローブス。何度か再戦交渉を行っているようですが、初戦から3か月が経とうとしている今も答えが見つからない状況です。
なお、カール・フロッチがベルトを保持するIBFも両雄の再戦を支持していて「フロッチはすぐにグローブスと再戦するべきだ」とコメントを発表しています。IBFの再戦命令をきっかけに、難航している交渉がスムーズに進むといいなあ。カール・フロッチとジョージ・グローブスが再戦すれば、初戦以上に盛り上がる雰囲気が出来上がっているので、ぜひ実現してほしいです!