ビッグマッチが待ちきれないダニエル・ギール！ゲンナディ・ゴロフキン対策は？
オーストラリアのベテランは「ミドル級最強」の勢いをストップすることができるでしょうか？激戦区ミドル級のトップ戦線で戦い続ける元世界チャンピオンのダニエル・ギールが7月26日（日本時間7月27日）に激突するWBA世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンの印象を語りながら、ビッグマッチに向けた喜びをコメントしました。
「ゴロフキン戦が決まって、どこに行っても声をかけられるんだ。世界中のファンが期待するビッグマッチに出場できて、本当にうれしいよ。しかも、会場は、ボクサーの誰もが戦ってみたいと思うマジソン・スクエア・ガーデンだ。これ以上の喜びを探すことは難しいくらい幸せだよ」
「ゴロフキンがすばらしいファイターだってことは間違いない。でも、私は彼が倒してきたボクサーと比べて、強豪と対戦した経験が豊富なんだ。ゴロフキンに勝つ自信はもちろんあるよ。ゴロフキンがどれだけパワフルなファイターでも、パンチが当たらなければKOできないだろ？私は簡単にパンチをもらわないよ。手数で圧倒するボクシングができれば、ゴロフキンに勝てるはずだ」
「ゴロフキンは苦戦した経験がないよね？ゴロフキンの勝利を予想する専門家やファンが多いけど、我慢比べになったら、負けない自信があるんだ。もちろん、ゴロフキンに簡単に勝てるなんて、思っちゃいないよ。すごくタフな試合になることは覚悟してる。だからこそ、苦しいラウンドで踏ん張れるかどうかが勝敗を分けると思う。世界に衝撃を与えるため、全力でトレーニングするよ」
ダニエル・ギールの自信を感じることができるコメントですね。ゲンナディ・ゴロフキン戦が決まり、メディアのインタビューを受ける機会が増えたダニエル・ギール。ときどき笑顔を見せながら、インタビューに丁寧に答える姿がめっちゃ印象的です。めっちゃ紳士ですね。いつも闘志をむき出しにして戦う姿を見ている影響でしょうか？すごく落ち着いていて、余裕を感じます。
オーストラリア出身のダニエル・ギールは過去に1度しかアメリカで戦った経験がありません。しかも、アメリカで戦った唯一の試合で世界タイトルを失ってしまいました。一方、ゲンナディ・ゴロフキンは、テレビ局のHBOがパワープッシュしている「KOキング」。そんなこんなで「ゴロフキンが圧倒的に有利」と予想しているアメリカの専門家やファンが多いんです。
でも、管理人は「ギールは、みんなが思うほど簡単な相手じゃない気がする。フットワークが使えて、手数が多いもん。もしギールが打って離れてのタイミングを序盤でつかんだら、12ラウンド一進一退の攻防が続く可能性は十分にあるんじゃないかな？」と期待しています。
ダニエル・ギールはオーストラリア中心に試合を重ねてきたので、世界的な評価が低いのですが、手数の多い攻撃、フットワークを使ったディフェンス、苦戦慣れしている経験、12ラウンド動き続けられるスタミナ、負けん気の強さを兼ね備えた実力者です。ダニエル・ギールがどうやってゲンナディ・ゴロフキンの持ち味を消し去ろうとするのか、めっちゃ楽しみにしています。
序盤でボディブローをもらっちゃうと厳しい展開になることは間違いないと思いますが、ゲンナディ・ゴロフキンが過去に対戦したボクサーと比べて、ボクシングの幅が広いので、ダニエル・ギールとゲンナディ・ゴロフキンの両方の新しい一面を知ることができるかもしれませんね。ダニエル・ギール対ゲンナディ・ゴロフキンのワクワク感は最高だなあ。すばらしいマッチメイクです！
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