真価が問われるゲンナディ・ゴロフキン!世界が注目するダニエル・ギール戦の意義
WBA世界ミドル級チャンピオンに君臨するゲンナディ・ゴロフキン。29戦全勝26KOの完璧なレコードを誇る「カザフスタンのKOキング」です。激戦区ミドル級の世界タイトルを10連続KO勝利で防衛する「ミドル級最強のファイター」は7月26日(日本時間7月27日)にダニエル・ギールを迎えて、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで11度目の防衛戦を行います。
世界中のボクシングファンが注目するゲンナディ・ゴロフキン対ダニエル・ギールは、世界中のボクシング専門家が「ゴロフキンの真価を見極めるための重要な防衛戦」と位置づけている新旧チャンピオン対決です。ゲンナディ・ゴロフキンは、ミドル級のトップ戦線で戦い続けるベテランのダニエル・ギールを撃破し「スーパースターの逸材」であることを証明することができるでしょうか?
ボクシングを愛する素人ファンの率直な評価は「当たれば、対戦相手が悶絶(もんぜつ)するゴロフキンのパンチは、すごいとしか言いようがないよ。パンチがコンパクトで、顔面でもボディでも倒せる理想的なファイターだなあ」です。個人的に「ミドル級最強どころじゃなくて、ボクシング界最強のファイターかも。対抗馬はローマン・ゴンサレスだけじゃない?」と思っています。
【注目のミドル級バトル!ゲンナディ・ゴロフキン対ダニエル・ギールのプロモです】
21世紀に入って「ファイター」を目にする機会は少なくなりました。実際、トップ戦線で活躍する世界チャンピオンは、インファイトもアウトボクシングもできる万能型のボクサーが増えています。ゲンナディ・ゴロフキンは「柔らかさ」を兼ね備えたファイターなので、マイク・タイソンのようなゴリゴリのファイターと持ち味が違うのですが、打ち倒して勝つ魅力は同じですね。
ゲンナディ・ゴロフキン本人が「私は自分のファイトスタイルが好きなんだ。ファンのみんなが私のファイトスタイルを支持してくれてることがうれしいね」と語るように、世界中のボクシングファンは、ゲンナディ・ゴロフキンの距離を詰めて、最後は、強烈なパンチで相手をリングに沈める「わかりやすいボクシング」に熱狂。ゲンナディ・ゴロフキンの人気は右肩上がりです。
ゲンナディ・ゴロフキンのボクシングに熱狂するファンが増え続ける一方で、ボクシングの専門家は「ゴロフキンの評価」を冷静に分析。特に「誰と戦い、どんな内容で勝利したのかを高く評価する」アメリカでは「ギール戦こそ、ゴロフキンの真価が問われる初めての防衛戦」と位置づけられ、ゲンナディ・ゴロフキン対ダニエル・ギールがいろんな角度から盛り上がっています。
素人ファンの意見で恐縮ですが、ゲンナディ・ゴロフキンの実力は、すでに現段階で「文句なし」ではないでしょうか?世界タイトルマッチで10連続KO防衛は、簡単に達成できる数字じゃないもんね。ファン目線で考えて、ゲンナディ・ゴロフキンの偉大なところは、どんな試合もコンディションを完璧に仕上げてリングに上がってくるところです。
世界チャンピオンや人気ボクサーになると、イベントのPR活動やメディアの出演をはじめ、トレーニング以外に費やす時間が増えるため、生活環境が少なからず変化します。10回リングに上がると、1、2回は「あれ?あまり調子が良くないなあ」と感じるボクサーが多いんですけど、管理人がチェックしたゲンナディ・ゴロフキンの試合は、すべて最高のコンディションでした。
ゲンナディ・ゴロフキンに足りないモノがあるとすれば「ボクシングの専門家やファンが文句なしに強いと認めるトップ戦線で活躍を続けているボクサーに勝利した実績だけ」です。そんなこんなで、ダニエル・ギール戦は「ゴロフキンに足りない実績」を勝ち取るためのビッグマッチ。ボクシング界の頂点へ向けた「最初の試練」と位置付けることができるかもしれません。
強烈なインパクトを残しながら防衛を重ねるゲンナディ・ゴロフキンは、ベテランのダニエル・ギールと拳を交えても変わらぬ強さを発揮することができることができるでしょうか?ダニエル・ギール戦が、ゲンナディ・ゴロフキンにとって、真価の証明となるのか、大きな試練となるか、めちゃめちゃ楽しみな新旧チャンピオン対決です!