超人気ボクサー対決!ゲンナディ・ゴロフキン対チャベス・ジュニアの交渉が大詰め
絶大な人気を誇る両雄の対戦は実現するのでしょうか?WBA世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンと前WBC世界ミドル級チャンピオンのフリオ・セサール・チャベス・ジュニアの対戦交渉が大詰めを迎えています。超人気ボクサー対決の実現を激しく期待です!
フリオ・セサール・チャベス・ジュニアがプロモート契約を結ぶトップランクCEOのボブ・アラムによると、ゲンナディ・ゴロフキンとフリオ・セサール・チャベス・ジュニアのどちらも対戦を熱望していて、交渉は最初のヤマ場を乗り越え、最終局面に入っているそうです。
当初、ゲンナディ・ゴロフキン対フリオ・セサール・チャベス・ジュニアは7月12日(日本時間7月13日)をメドに調整が進んでいました。世界中のボクシングファンが注目する超人気ボクサー対決なので、実現すれば、間違いなく大成功すると思うのですが、7月12日は、サッカーのワールドカップ決勝戦が開催される「4年に一度の記念すべき日」なんです。
【アメリカへ上陸!絶大な人気を誇るゲンナディ・ゴロフキンのインタビューです】
そんなこんなで、ボブ・アラムが「ゴロフキン対チャベス・ジュニアの開催は7月19日(日本時間7月20日)のほうがいいね。ワールドカップの決勝戦と同じ日に開催することは避けたいんだ。交渉は順調だよ。どうなるか、もうしばらく様子を見てみようじゃないか」と発言。ボブ・アラムが具体的なスケジュール変更を口にしたことで、実現の可能性がめっちゃ高まってきました!
やったー!いよいよ実現しそうな雰囲気になってきましたね。全勝の快進撃を続けるゲンナディ・ゴロフキンは「ミドル級最強」の呼び声が高い「カザフスタンのKOキング」。日本の村田諒太選手が参戦するミドル級の世界タイトルを10連続KO防衛している世界チャンピオンです。世界的な人気と圧倒的な攻撃力を誇る「ミドル級最強のファイター」ですね。
一方、ミドル級チャンピオンに君臨した経験を持つフリオ・セサール・チャベス・ジュニアは、3階級制覇の偉大な父を持つ「伝説の後継者」。ボクシング王国メキシコを中心に、絶大な人気と抜群の集客力を誇る世界屈指の人気ボクサーです。とんでもない打たれ強さの持ち主ですね。
ゲンナディ・ゴロフキン対フリオ・セサール・チャベス・ジュニアが実現すれば、どちらにとっても「未知の戦い」になると予想しています。ゲンナディ・ゴロフキンはフリオ・セサール・チャベス・ジュニアのように、パンチが強くて、しかも、めちゃめちゃ打たれ強い世界のトップファイターと対戦した経験がありません。
一方、フリオ・セサール・チャベス・ジュニアは、ゲンナディ・ゴロフキンのような「柔と剛を兼ね備えた攻撃的なファイター」と対戦した経験がありません。もし実現すれば、とんでもない名勝負になるか、どちらか一方が圧倒的な強さで押し切る展開になりそうな気がします。フィジカルとメンタルの強さが求められる究極の死闘になりそうですね。絶対に実現してほしいなあ。