ゲンナディ・ゴロフキンが11度目の防衛戦で実力者のダニエル・ギールと対戦へ
世界が絶賛する「トリプルG」は試練の防衛戦をクリアできるでしょうか?WBA世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンが7月26日(日本時間7月27日)に元世界チャンピオンのダニエル・ギールを迎えて11度目の防衛戦を行うことが決まりました。決戦の舞台は「ボクシングの聖地」マジソン・スクエア・ガーデンです!
よいしょ!ゲンナディ・ゴロフキンが新しいステージに進むことを決めたみたいですね。めっちゃうれしいなあ。10連続KO防衛を達成し「ミドル級最強」の呼び声が高いゲンナディ・ゴロフキンですが、ミドル級の世界チャンピオンに君臨した経験を持つボクサーと戦っていなかったので「スーパーシックスのルシアン・ビュテの二の舞は避けたいなあ」とちょっぴり心配していました。
でも、次戦で実力者のダニエル・ギールを対戦することが決まり、テンションが急上昇!世界中のボクシングファンが期待したフリオ・セサール・チャベス・ジュニア戦はドタバタの末、実現しませんでしたが、次のステージに進もうとする意欲を感じることができるマッチメイクですね。
【ミドル級最強の拳!ゲンナディ・ゴロフキンのKOシーンです】
なお、ゲンナディ・ゴロフキンとダニエル・ギールは、同じくマジソン・スクエア・ガーデンで開催されるセルヒオ・マルチネス対ミゲール・コットに合わせて、ニューヨークで記者会見を行う予定になっています。両雄からどんなコメントが飛び出すのか、めっちゃ楽しみだなあ。勝者と勝者が次戦で戦うプランも浮上しているので、どちらの試合も目が離せませんね。
WBA世界ミドル級タイトルを圧倒的な強さで防衛するゲンナディ・ゴロフキンは「世界最強のファイター」と絶賛される「カザフスタンのKOキング」です。パンチが強く、連打もできる理想的なファイターですね。しかも、体が柔らかくて、バランスがめちゃくちゃいいんですよ。振り回すタイプのファイターじゃなくて、急所を確実に打ち抜いて、相手を沈めるファイターです。
一方、オーストラリア出身のダニエル・ギールは、負けん気の強い変則的なボクサーです。対戦相手によって、ボクシングを変えることができる適応力とパンチを12ラウンド出し続けるスタミナが大きな魅力ですね。手数がめちゃめちゃ多く、誰と戦っても接戦になります。簡単に主導権を渡さない試合運びのうまさは、ダニエル・ギールの特筆すべき強みだと思います。
ゲンナディ・ゴロフキン対ダニエル・ギールはどちらにとっても「未知の戦い」になりそうな気がします。手数が多く、フットワークがすばらしいダニエル・ギールを捕まえることは、さすがのゲンナディ・ゴロフキンと言えど、簡単じゃないはずです。一方、ゲンナディ・ゴロフキンの強打と連打は、数々の強豪と戦ってきたダニエル・ギールでさえ、脅威に感じることは間違いないと思います。
ボクシングの本場アメリカで勢力を拡大し続けるゲンナディ・ゴロフキンが持ち前の攻撃力を見せつけ、防衛に成功するのでしょうか?それとも、ダニエル・ギールがテクニックと経験を生かして、王座返り咲きに成功するのでしょうか?めっちゃ楽しみな新旧チャンピオン対決です!