全勝のゲンナディ・ゴロフキンはタフなダニエル・ギール戦をクリアできるか?
長丁場も視野に入れた防衛戦です!WBA世界ミドル級チャンピオンのゲンナディ・ゴロフキンが7月26日(日本時間7月27日)に対戦する元世界チャンピオンのダニエル・ギールを「キャリアで最もタフな対戦相手」と位置づけ、試練の防衛戦に向けた意気込みを告白しました。
「過去の対戦相手と同じように、ギールをリスペクトしてリングに上がりたい。過去に戦ったボクサーと違いがあるとすれば、ボクシングのスタイルだね。でも、ギールのボクシングに対応するための練習を重ねてきたから、問題ないよ。どんなボクサーにも対応できることを証明したいね」
「私のスタミナを心配するファンや関係者がいるけど、12ラウンド戦うことになっても大丈夫だよ。長丁場になったら、1ラウンドから12ラウンドまで、パンチを出し続けることができるボクサーだってことを証明したい。ギールがキャリアで最もタフな対戦相手になることは間違いないけど、世界タイトルを防衛する準備は完璧なんだ。ファンに喜んでもらえる試合にしたいね」
【11度目の防衛戦!ゲンナディ・ゴロフキン対ダニエル・ギールのプロモです】
9割近いKO率を誇るゲンナディ・ゴロフキンは「ミドル級最強の称号」をほしいままにする「カザフスタンのKOキング」。激戦区ミドル級の世界タイトルを10連続KOで防衛している超人気ボクサーです。ダニエル・ギール戦が開催されるニューヨーク(マジソン・スクエア・ガーデン)でも熱烈な歓迎を受けています。ゲンナディ・ゴロフキンの人気はアメリカでもすごいです!
戦うたびに評価を高めているゲンナディ・ゴロフキンにとって、11度目の防衛戦は、あらゆる意味で「テストマッチ」になる可能性があります。本人が語っているように、KO率の高いゲンナディ・ゴロフキンは9割近い試合をKOで終わらせているため、長いラウンドを戦った経験がほとんどありません。逆に、挑戦者のダニエル・ギールは長丁場を戦うことに慣れています。
もちろん、ゲンナディ・ゴロフキンが過去の挑戦者と同じように、ダニエル・ギールをリングに沈めてしまえば、スタミナ不足を心配する必要はないわけですが、ダニエル・ギールはプロのキャリアで一度もKO負けがありません。2つの黒星は、いずれもスプリットデシジョン(1対2)による判定負け。ミドル級で「最もKOすることが難しいボクサー」のひとりです。
ゲンナディ・ゴロフキンが過去に対戦したボクサーはどちらかと言えば「前後の動き」で勝負するボクサーが多数派でした。でも、ダニエル・ギールは「左右の動き」をプラスして、リングを広く使うことができるボクサーです。さらに、インファイトもアウトボクシングもこなせる万能派。ゲンナディ・ゴロフキンはダニエル・ギールに自慢の強打を叩き込むことができるでしょうか?
「ギールをKOすることは至難の業だよ。ゴロフキンが前後左右に動き続けるギールをどうやって捕まえるのか、めちゃめちゃ楽しみだなあ」と今からテンションが上がりまくりです。ゲンナディ・ゴロフキンにとって、ダニエル・ギール戦は「最強を証明するための防衛戦」となるのでしょうか?それとも「試練の防衛戦」となるのでしょうか?決戦まで、48時間を決まりました!