ジョージ・グローブス「カール・フロッチが再戦で勝つ可能性はゼロ」
リベンジに燃えるイギリスのホープがベテラン王者を酷評です！悲願の世界タイトル奪取を目指すジョージ・グローブスが5月31日（日本時間6月1日）に再戦するIBF世界スーパーミドル級チャンピオンのカール・フロッチを挑発しながら、辛口コメントを浴びせました。
「フロッチが私と再戦することは世界チャンピオンとして当然の義務だ。ファンが再戦を期待して、IBFが私を挑戦者に指名した事実がすべてだよ。フロッチは『グローブスはおしゃべりすぎる』と文句を言っているみたいだけど、本当におしゃべりなボクサーはフロッチだ。プロボクサーなら、ごちゃごちゃ言わずに男らしく再戦を受け入れて、リングに上がってこいよ」
「フロッチが私と再戦したがらなかった理由は、みんなが知っている通りだ。再戦で私に勝てる可能性がゼロだからだよ。初戦はラッキーなレフェリーストップに救われたフロッチだけど、再戦で同じことは起きない。次こそ、私が腰に巻くはずだった世界チャンピオンベルトを奪ってみせるよ」
再戦に向けて、ジョージ・グローブスもヒートアップしてきましたね！ジョージ・グローブス対カール・フロッチの初戦は、ジョージ・グローブスが1ラウンドにダウンを奪い、理想的な立ち上がりで幕を開けました。しかし、カール・フロッチが盛り返し、結果は、ジョージ・グローブスの9ラウンドTKO負け。レフェリーストップのタイミングをめぐって、今も激しい論争が続いています。
ジョージ・グローブスとカール・フロッチは初戦の内容と結果をめぐって、舌戦を繰り広げているわけですが、どちらの良さも出た初戦だったんです。そんなわけで、どちらの言い分も理にかなっていると思います。ただ、結果はジョージ・グローブスのTKO負けだったので、やっぱり、敗れたジョージ・グローブスのほうが再戦にかける意気込みや思い入れは強い印象です。
素人ファンの分析で恐縮ですが、初戦をチェックする限り「実力差はめちゃくちゃ競っているんじゃないかな？」と感じました。そんなこんなで、再戦は「ひとつのミスが命取りになるかも。初戦より静かな戦いになる気がする」と予想しています。ものすごい緊張感がリングを包み込む再戦になりそうな雰囲気ですが、うーん、どんなもんでしょう？
全勝の快進撃をストップされた因縁のチャンピオンに再び挑戦するジョージ・グローブス。イギリスで絶大な人気を誇るホープは「腰に巻くはずだったベルト」を誰の目にもわかりやすい形で奪い取ることができるでしょうか？ジョージ・グローブスの静寂を切り裂く右ストレートがカール・フロッチにさく裂するシーンが再現されたら、新旧交代の可能性が高まりそうですね！
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