究極の伝説を!バーナード・ホプキンスがフロイド・メイウェザー戦を熱望
49歳で世界タイトルを統一した「戦う伝説」が究極のビッグマッチを熱望です!WBA・IBF世界ライトヘビー級チャンピオンのバーナード・ホプキンスが、全勝で5階級制覇を成し遂げた「天才」フロイド・メイウェザーとキャッチウエイト(契約体重)で対戦したい意向を表明しました。
「もしホプキンス対メイウェザーが実現したら、世界中のボクシングファンが注目するビッグマッチになるだろうね。メイウェザーと対戦できるなら、スーパーミドル級へ落としてもいい。体重を落とすことは可能なんだ。チャンスがあれば、もちろん、実現したいよ。でも、今はWBCチャンピオンのアドニス・スティーブンソンと王座統一戦をすることが最優先だ」
バーナード・ホプキンスは数年前から「オレとメイウェザーが戦ったら、おもしろいと思わないか?」と熱心にアピールしています。ライトヘビー級チャンピオンのバーナード・ホプキンスとウェルター級チャンピオンのフロイド・メイウェザーはリミットが10キロ以上も違うので、両雄の対戦は現実的じゃないと思うのですが、空想すると、楽しいカードですね。
【Photo:Showtime】
49歳のバーナード・ホプキンスは試合運びがめちゃくちゃうまい「戦う伝説」。一方、フロイド・メイウェザーは「ボクシング史上最速のスピードスター」。しかも、心理戦、頭脳戦を得意にしています。どちらも抜群の駆け引きを誇るボクサーなので、対戦したら、どうなるんだろう?ちなみに、対戦に乗り気のバーナード・ホプキンスに対して、フロイド・メイウェザーは対戦を否定しています。
「うーん、ホプキンスの試合を観たけど、オレと対戦して勝負になると思えないな。体重も違うけど、最大の問題は、もう動けないってことだよ。もちろん、ホプキンスのキャリアを否定したいわけじゃないんだ。すばらしい伝説を築いてきたボクサーだよ。その点は、オレと一緒さ。オレと対戦すれば、ホプキンスが大金を手にすることは間違いないけど、ちょっと考えられないな」
今回に限って言うと、フロイド・メイウェザーの意見が正論すぎて、反論の余地がない気がします。バーナード・ホプキンスにとって、話題作りって意味もあると思うんですけどね。ファン目線で言うと、実現してほしいカードは、バーナード・ホプキンス対フロイド・メイウェザーじゃなくて、バーナード・ホプキンス対アドニス・スティーブンソンです!絶対に盛り上がりますよ。