10年ぶりのKOなるか?バーナード・ホプキンスがベイブト・シュメノフにKO宣言
49歳を迎えた「戦う伝説」は10年ぶりのKO勝利を飾ることができるでしょうか?IBF世界ライトヘビー級チャンピオンのバーナード・ホプキンスが4月19日(日本時間4月20日)に王座統一戦で激突するWBAチャンピオンのベイブト・シュメノフを「KOしたい」と高らかに宣言しました。
「王座統一戦をすごく楽しみにしているよ。王座統一をかけたシュメノフ戦は、KOを狙いたい。前回の防衛戦(カロ・ムラート戦)もKOを狙ったんだ。久しぶりのKO勝利がほしかったからね。でも、KOチャンスはあったけど、ムラートがタフだったよ」
「私の衰えを指摘する声が増えていることは知ってるよ。でも、私が49歳で世界チャンピオンに君臨する事実がすべてだ。まだまだ戦えることを証明するために、これからはチャンスがあれば、必ずKOを狙うよ。KO勝ちでリングをおりること、勝ち続けることが『エイリアン』の使命だ」
【バーナード・ホプキンス対ベイブト・シュメノフの王座統一戦のプロモです】
おおお!バーナード・ホプキンス、気合い入りまくりじゃないですか!バーナード・ホプキンスがコメントしたように、アメリカを中心に、バーナード・ホプキンスの衰えを指摘する声が増えています。正直なところ、フィジカルの衰えがあることは間違いないと思います。でも、49歳の今も世界チャンピオンに君臨する事実が、すべてを吹っ飛ばしちゃいますね。すごすぎる!
個人的に「ボクシングのあらゆる記録で更新することが最も難しい記録が、ホプキンスが成し遂げた数々の最年長記録じゃないかな?」と思っています。49歳でリングに上がって、ひと回り以上も年齢が違う「働き盛りのボクサー」を次々と撃破して、世界チャンピオンに君臨し続けるボクサーは、まさに「エイリアン」です!
凡人すぎる素人ファンの思考では、うまく説明できないんですけど、バーナード・ホプキンスの「別次元の何かを身につけている感覚」がたまんないんですよね。バーナード・ホプキンスが最後にKO勝利を飾った試合は2004年9月に行われたオスカー・デラホーヤ戦。バーナード・ホプキンスが史上初となる主要4団体の世界タイトル統一を果たした記念すべきビッグマッチでした。
世界中のボクシングファン熱狂した大偉業から10年。バーナード・ホプキンスが再び注目の王座統一戦でKO勝利を狙っています。「死刑執行人」から「エイリアン」にニックネームを変更した「戦う伝説」は、別次元の大記録を達成することができるでしょうか?バーナード・ホプキンスがKO勝ちしたら、とんでもないドラマだなあ。大注目の王座統一戦まで、あと2日です!