9月の次戦も大注目!ウラディミール・クリチコがクブラト・プレフとドイツで激突
ヘビー級最強のチャンピオンと全勝のチャレンジャーが激突です!圧倒的な強さで防衛を重ね「ヘビー級最強」の称号をほしいままにする3団体統一世界ヘビー級チャンピオンのウラディミール・クリチコが9月6日(日本時間9月7日)に全勝のクブラト・プレフを迎えて、防衛戦を行うことが決まりました。決戦の舞台は、ウラディミール・クリチコの「第二の故郷」ドイツです!
ヘビー級最強チャンピオンと全勝チャレンジャーの対戦が正式に発表されました!ウラディミール・クリチコの強さが突き抜けている印象のヘビー級戦線。全勝の快進撃を続けるクブラト・プレフが、ウラディミール・クリチコにパンチを当てることができるかどうか、めっちゃ楽しみです!
素人ファンのイメージで言うと、クブラト・プレフは、左手の使い方がウラディミール・クリチコに似ている気がします。ウラディミール・クリチコもクブラト・プレフも左ジャブがめっちゃ重くて、さらに、左手を突き出して「懐へ入れませんよ」って感じで、ディフェンスにも使っています。ウラディミール・クリチコもクブラト・プレフもめっちゃ特徴のある左手の使い方ですね。
【ヘビー級最強の拳!強烈すぎるウラディミール・クリチコの右ストレートです】
さらに、どちらもフィニッシュブローは「強烈すぎる右」です。ウラディミール・クリチコはガードの真ん中を打ち破る右ストレート。一方、クブラト・プレフは、体重を乗せたオーバー・ハンド・ライトが最強の武器です。ウラディミール・クリチコもクブラト・プレフも右を当てれば、試合を一発で終わらせることができるボクサーなので、目の離せない試合になりそうですね。
正直なところ、実績を考えると、ウラディミール・クリチコの有利は動かないと思います。でも、クブラト・プレフはテクニックがあり、大柄なボクサーに勝った実績もあるので、期待感があります!ちなみに、クブラト・プレフも身長195センチくらいで、でっかいです。ポイントは、大きいだけじゃなくて、動けるウラディミール・クリチコについて行けるかどうかでしょうか?
ウラディミール・クリチコが前回の防衛戦で戦ったアレックス・リーパイは典型的なパワー重視のファイターでした。アレックス・リーパイのパワーとタフネスはヘビー級でも目を見張るものがありますが、パンチと動きにスピードがあるタイプじゃないので、ウラディミール・クリチコにとって、戦いやすい挑戦者だったと思います。
一方、クブラト・プレフは、もしかすると、ウラディミール・クリチコが初めて対戦する「似たタイプのボクサー」かもしれません。左で組み立てて右で決めるボクシングだけでなく、無理をして攻めない姿勢も似ています。左の使い方で上回ったボクサー、先に右を当てたボクサーが試合を支配するのかな?最強チャンピオンと全勝チャレンジャーの激突。注目のヘビー級対決です!