マルコス・マイダナとロバート・ガルシアが打倒フロイド・メイウェザーに絶対の自信
世界を驚かせた最強コンビが大金星の再現を予告です!WBA世界ウェルター級チャンピオンのマルコス・マイダナとトレーナーのロバート・ガルシアが5月3日(日本時間5月4日)に対戦するフロイド・メイウェザーのキャリアを振り返りながら、ボクシング界の頂点に君臨する「パウンド・フォー・パウンド・キング」の撃破に絶対の自信を見せています!
「エイドリアン・ブローナーと対戦したとき、私は『KOじゃないと勝てない。攻撃し続けるぞ』と自分に言い聞かせながら戦ったんだ。ファンのみんなも『マイダナが勝つならKO』って思っていたんじゃないかな?でも、結果は、12ラウンド判定勝ちだった。毎ラウンド、ブローナーにパンチを浴びせて、勝利をつかんだ経験は、必ずメイウェザー戦に役立つよ」
「メイウェザー戦もパンチを出し続けない限り、勝つチャンスはないと思う。だから、12ラウンド、パンチを出し続けるトレーニングに重点を置いて、ハードに練習を続けてきたんだ。メイウェザーをKOできれば、最高だね。チャンスがあれば、絶対にKOを狙うよ。でも、12ラウンド、戦うことになっても全く問題ない。メイウェザーがキャリアで最大のダメージを負う試合になるはずだよ」
【Photo:Showtime】
マルコス・マイダナは、ボクシングファンの皆さんがご存知のように「多くを語らないボクサー」です。一方、フロイド・メイウェザーは「おしゃべりなボクサー」として有名です。そんなわけで、マルコス・マイダナは「メイウェザーをリングに沈めて、黙らせたいね」と宣言しています。2013年12月のエイドリアン・ブローナー戦と全く同じシチュエーションですね。
マルコス・マイダナが語ったように、エイドリアン・ブローナー戦で12ラウンド戦い抜いた経験は、フロイド・メイウェザー戦の大きなポイントになるかもしれません。フロイド・メイウェザーのキャリアを考えたとき、マルコス・マイダナのように、1ラウンドから「オーバーペースを覚悟で勝負するハードパンチャー」は初めてで、しかも、マルコス・マイダナは回復力があります。
【Photo:Showtime】
マルコス・マイダナのトレーナーを務めるロバート・ガルシアも絶対の自信を持っていて「プレッシャーをかけ続けて、力強いパンチを打ち込むマイダナのボクシングは、メイウェザーにとって、一番やっかいだよ。もしマイダナのパンチが当たって、メイウェザーがダメージを負ったら、試合は終わりだ。詰めが鋭いマイダナはチャンスを逃がさないからね」と力強くコメントしています。
マルコス・マイダナ対フロイド・メイウェザーの王座統一戦のポイントは「マイダナの強打がメイウェザーにクリーンヒットするか」「クリーンヒットした場合、メイウェザーが耐えられるのか」の2点に絞られていると言っても過言ではありません。しかも、マルコス・マイダナの性格を考えると、立ち上がりから攻撃に出ることが予想されます。試合が始まったら絶対に目を離しちゃダメです!
正反対の特徴を持つ2人のチャンピオンが拳を交える王座統一戦。超攻撃的なボクシングを貫くマルコス・マイダナが自慢の強打で誰も見たことがない「天才」の姿を世界にさらすのでしょうか?それとも、華麗なディフェンスを誇るフロイド・メイウェザーがマルコス・マイダナの強打をことごとく回避するのでしょうか?世界が注目する「柔と剛の頂上対決」は、いよいよ明日ゴングです!