フロイド・メイウェザーがオトナの対応!ロンダ・ラウジーに謝罪で場外戦に終止符
フロイド・メイウェザーが「オトナの対応」です!UFC社長のデイナ・ホワイトの発言に端を発し、ボクシング界の「パウンド・フォー・パウンド・キング」が巻き込まれてしまったUFCとの場外戦。フロイド・メイウェザーが「金網の女王」ロンダ・ラウジーに謝罪し、エンディングを迎えました。フロイド・メイウェザーにとって、めちゃめちゃ気の毒な場外戦でしたね。
デイナ・ホワイトが「ロンダならメイウェザーに勝てる」と発言したことをきっかけに、フロイド・メイウェザーとUFCの場外戦がスタート。デイナ・ホワイトの発言を耳にしたフロイド・メイウェザーが「ロンダ・ラウジーって誰だっけ?」と切り返したことで、なぜかフロイド・メイウェザーがバッシングを受けることになってしまいました。
ちなみに、ロンダ・ラウジーは、UFC女子バンタム級チャンピオンに君臨する「金網の女王」。柔道出身のMMAファイターで、最近、ボクシングのテクニックに磨きをかけていて、直近の防衛戦で挑戦者に強烈な右ストレートのカウンターを浴びせて、防衛に成功したんです。そんなこんなで、デイナ・ホワイトの「ロンダならメイウェザーに勝てる発言」が飛び出しました。
【映画にも出演!フロイド・メイウェザーが謝罪した「金網の女王」です】
フロイド・メイウェザーが「ロンダ・ラウジーって誰だっけ?」と発言したことで、一部のMMAファンが「UFCを軽く見るな!」とヒートアップ。ボクシングファンの皆さんがご存知のように、フロイド・メイウェザーはファンだけでなく、アンチがめちゃめちゃ多いアスリートなので、あっという間に「メイウェザーは本当に失礼なヤツだ」という空気が広まってしまいました。
でも「オトナの対応」が目立つようになったボクシング界の「パウンド・フォー・パウンド・キング」は、ロンダ・ラウジーがテレビ局のESPNが主催する「女性部門のベストアスリート賞」を受賞したタイミングで「ラウジーに対する発言を謝罪し、彼女の受賞を祝福したい」とコメントを発表。続いて「プロモーター」としてMMAをリスペクトしながら、イベントの開催に興味を示しました。
「ラウジーを知らないと言ったことで、UFCファンを傷つけてしまったなら、心から謝罪したい。オレはバスケットボールやフットボールの観戦に熱心で、ボクシングすら、あまり詳しいほうじゃないんだ。でも、メイウェザー・プロモーションズはボクシングだけでなく、ほかのスポーツにも興味を持っている。チャンスがあれば、MMAのイベントも主催してみたいと思っているよ」
個人的に「デイナのリップサービスに対して、普通に『知らない』って言っただけなのに、めっちゃ気の毒だったなあ」と同情してしまいました。マルコス・マイダナ再戦を控えているので、場外戦を早期沈静化したことは英断ですね。再戦まで、あと1か月。ボクシングに集中できる環境でコンディションを整えてほしいです。改めて「ボクシング界の王様の影響力」を実感した場外戦でした。