フロイド・メイウェザー「ブラッドリーもパッキャオもアマチュアみたいだった」
ボクシング界の頂点に君臨する「天才」が、ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦を酷評です!5階級制覇の実績を誇る全勝チャンピオンのフロイド・メイウェザーが4月12日(日本時間4月13日)に行われたティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦の感想を求められ、独特の言い回しで、世界が注目した大一番についてコメントしました。
「パッキャオの試合を久しぶりに観たよ。ミゲール・コット戦からずっと観てなかったから、本当に久しぶりだ。まずは、パッキャオに『おめでとう』と言いたい。ヤツは勝利にふさわしい戦いをしたよ。内容が良かったか?はっきり言って、パッキャオのパフォーマンスは感心できないレベルだったね。プロじゃなくて、アマチュアの試合みたいだっただろ?」
「パッキャオだけじゃなくて、ブラッドリーにも同じことが言えるけど、ミスが多すぎるんだよ。2人とも序盤からミスのオンパレードだった。ペース配分はめちゃくちゃで、パンチの的中率も悪すぎる。攻守のバランスに限って言えば、最悪だ。2人とも、もっと戦えるボクサーだろ?」
【柔と剛の頂上対決!フロイド・メイウェザー対マルコス・マイダナのプロモです】
「オレが過去にチェックしたパッキャオの試合のほうが、何倍も出来が良かったよ。パッキャオの衰えを指摘するメディアやファンが増えているみたいだけど、みんなの指摘は間違っていないかもな。パッキャオ戦の実現?ヤツはボブ・アラムのトップランク所属で、オレはメイウェザー・プロモーションズ所属だ。答えはもう出てるだろ?対戦する、対戦しない以前の問題だ」
注目の再戦を一刀両断したフロイド・メイウェザー。しかも、ドリームマッチの実現を完全に否定しちゃいました。いやー、悲しい。「アラムと仕事をすることは二度とない」と公言しているフロイド・メイウェザー。「マッチメイクはアラムにまかせている」と宣言しているマニー・パッキャオ。ボクシング界の2大スーパースターのドリームマッチは、夢のまま終わりそうな雰囲気です。
ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦を観戦した素人ファンの率直な感想は「お互いに初戦のほうが勢いがあったかも。でも、再戦らしい戦いで見応えがあったね。パッキャオがブラッドリーをフィニッシュできなかったこと、ブラッドリーが後半に失速したことは事実だけど、名勝負だったよね?特に、前半の主導権争いは緊張感たっぷりだったなあ」です。
でも、ボクシング界の頂点に君臨する「天才」フロイド・メイウェザーの目に映ったティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦は「ミスのオンパレード」。さすがは「世界で最もミスをしないボクサー」です。特に、フロイド・メイウェザーは、両雄の攻守のバランスが悪かったことを厳しく指摘していました。ミスの多さが「アマチュア発言」につながったようです。
フロイド・メイウェザーは5月3日(日本時間5月4日)にマルコス・マイダナと王座統一をかけて激突します。ティモシー・ブラッドリー対マニー・パッキャオの再戦に続く、大一番ですね。有言実行のフロイド・メイウェザーが「文句なしのナンバーワン」を証明するのでしょうか?それとも、マルコス・マイダナが「究極のアメリカンドリーム」をつかむのでしょうか?うぎゃ、楽しみすぎる!