単独イベントへ!メイウェザー・プロモーションズがネバダ州のライセンスを取得
単独イベント開催の予兆となるのでしょうか?ネバダ州アスレチックコミッションが、5階級制覇チャンピオンの「天才」フロイド・メイウェザーが率いるメイウェザー・プロモーションズにライセンスを発行することを決定。ネバダ州のライセンスを取得したことで、今後、メイウェザー・プロモーションズは「主戦場のラスベガス」で単独のイベントを開催できるようになりました。
メイウェザー・プロモーションズは、ネバダ州のライセンスを保有していなかったので、フロイド・メイウェザーが「主戦場」とするラスベガスで単独のイベントを開催することはできませんでした。そんなわけで、フロイド・メイウェザーがラスベガスで試合をするときは、ライセンスを保有するゴールデンボーイ・プロモーションズとイベントを共同開催していたんです。
今回、ネバダ州アスレチックコミッションがメイウェザー・プロモーションズにライセンスを発行したことで、今後、フロイド・メイウェザーが登場するイベントをはじめ、メイウェザー・プロモーションズに所属するボクサーが登場するイベントをラスベガスで単独開催できるようになりました。
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フロイド・メイウェザーは「引退しても、ずっとボクシングに関わっていきたい。オレが愛するラスベガス(ネバダ州)のライセンスを発行してもらえたことはすごくうれしいよ」とコメントを発表しています。ちなみに、9月13日(日本時間9月14日)にラスベガスで開催されるフロイド・メイウェザー対マルコス・マイダナの再戦はゴールデンボーイ・プロモーションズとの共同開催です。
ニューヨーク州をはじめ、すでにメイウェザー・プロモーションズにライセンスを発行しているアスレチックコミッションはいくつかありますが、数々の名勝負を繰り広げた「ホーム」のネバダ州から正式にライセンスを発行され、フロイド・メイウェザーの喜びも一入(ひとしお)のようです。ネバダ州は税金面でも優遇されるので、プロモーターのメリットは大きいですもんね。
先日、オスカー・デラホーヤが共同記者会見で「これからもメイウェザー・プロモーションズと一緒に仕事をするつもりか?」と質問され「メイウェザー・プロモーションズがネバダ州のライセンスを保有していない以上、一緒に仕事をすることになるだろうね」と答えていました。
今回、メイウェザー・プロモーションズがネバダ州のライセンスを取得したことで、両プロモーターの協力関係に変化が生まれるかもしれません。もちろん、ゴールデンボーイ・プロモーションズは人気ボクサーを数多く抱えているので、今後も共同開催が有力ですが、長い目で見ると、各方面に絶大な影響力を持つフロイド・メイウェザーの「変革の第一歩」となる可能性はありそうです。