大竹秀典選手は敵地イギリスで無敗王者のスコット・クイッグを撃破できるか?
全英が注目する大舞台で悲願の世界タイトルを奪取できるでしょうか?日本スーパーバンタム級チャンピオンの大竹秀典選手が11月22日(日本時間11月23日)に敵地イギリスへ乗り込み、WBA世界スーパーバンタム級チャンピオンのスコット・クイッグに挑戦することが発表されました。大竹秀典選手は初の世界タイトル挑戦です!
よいしょ!大竹秀典選手が世界タイトル奪取を狙う11月22日のイベントは、スコット・クイッグをはじめ、ジョージ・グローブス、ネイサン・クレーバリー、トニー・ベリュー、ジェームス・デゲイルが出場するビッグイベントで、イギリスのファンだけでなく、世界中のファンが注目する試合がズラリと並んでいます。特に、ジョージ・グローブスの緊急参戦は驚きましたね。
しかも、会場は1万人以上の観客を収容できるリバプールのエコーアリーナです。大竹秀典選手が挑戦するスコット・クイッグはイギリスでめっちゃ人気のあるチャンピオンなので、当日はブーイングが予想されますが、逆境を乗り越えて世界タイトルを奪取してほしいです!応援に気合いが入るシチュエーションですね。モリモリとテンションが上がってきました!
大竹秀典選手とスコット・クイッグのボクシングの相性を考えると、かみ合う確率は高いと思います。おそらく、スコット・クイッグはパンチを出すことで、大竹秀典選手をガードに専念させて、攻撃の時間を増やそうとするはずです。スコット・クイッグは相手を下がらせると、ガンガン攻撃を仕掛けてくるので、序盤の主導権争いは試合の流れを大きく左右するかもしれません。
そんなこんなで、大竹秀典選手が「ブロッキングのあとに打ち返して、すぐに反撃できるか」は勝敗のカギを握ると予想しています。地元開催のスコット・クイッグは立ち上がりからKOを狙ってくるはずです。会場のファンが間違いなくスコット・クイッグのKO勝利を期待しますからね。一方、日本からやってくる挑戦者の大竹秀典選手は「勝てばOK」の立場です。
でも、スコット・クイッグ戦に限れば「KOする意気込みは絶対に必要だよ」と考えています。1万人以上のファンが後押しするスコット・クイッグの前進を強いパンチで食い止め、手数で上回る気持ちがないと、スコット・クイッグの攻撃的なボクシングと会場の雰囲気に飲み込まれちゃう気がします。しかも、スコット・クイッグは声援を力に変えるタイプですもんね。
でも、逆に言うと、スコット・クイッグは必ず前に出てくるので、大竹秀典選手のパンチが当たるチャンスは12ラウンドを通してあると思うんですよ。序盤をイーブンで乗り切ることができれば、スコット・クイッグは少しずつ焦ってくると思うので、立ち上がりから積極的に勝負してほしいなあ。ディフェンスも大事ですが、敵地開催なので、大竹秀典選手の攻撃に期待したいです!