無敗対決!スコット・クィッグはレオ・サンタクルスと王座統一戦を実現できるか?
無敗チャンピオンが無敗チャンピオンに挑戦状です!イギリスを中心にジワジワと人気を高めているWBA世界スーパーバンタム級チャンピオンのスコット・クィッグが王座統一戦を実現したい意向を表明。熱望するターゲットは、WBCチャンピオンのレオ・サンタクルスです!
「王座統一戦が実現できるといいね。もちろん、誰とでも戦う覚悟だよ。選べるなら、サンタクルスと戦いたい。彼のファイトスタイルが好きなんだ。サンタクルスと私の王座統一戦が実現すれば、間違いなく激闘になるよ。彼の試合は、バンタム級時代からずっとチェックしてる。すばらしいファイターであることは間違いないけど、ベルトを統一する自信があるんだ」
「サンタクルスは、前にガンガン出てくるタイプだよね?でも、私なら、彼をパンチで後退させることができる。どちらにとってもタフな試合になると思うけど、激闘はのぞむところだよ。もちろん、アメリカで人気が高いサンタクルスとイギリスで試合をすることは難しいと思う。王座統一戦が実現するなら、私がアメリカへ乗り込むよ。どこで戦うかなんて問題じゃないんだ」
イギリス出身のスコット・クィッグは、パワフルな攻撃が魅力の無敗チャンピオンです。好戦的なボクシングはすごくわかりやすくて、チャンスになると、いつも倒しに行ってくれるので、スコット・クィッグの試合は観戦していて、本当におもしろいです。イギリスで人気が高まっている理由がよくわかるファイトスタイルですね。
最近のスコット・クィッグは、試合を重ねるたびに「また、強くなってる!」と素人ファンでも実感できるくらいメキメキと実力をアップさせています。まだ25歳の無敗チャンピオン。ボクシングがわかりやすいので、勝ち続けると、もっともっと人気が出そうだなあ。
スコット・クィッグが対戦を熱望しているレオ・サンタクルスも25歳の無敗チャンピオンです。メキシコが誇る好戦的なファイターは、手数の多いスリリングなボクシングが魅力。メキシコだけでなく、アメリカでも人気を高めていて、最近はビッグイベントに登場する機会が増えてきました。
素人ファンのイメージで言うと、スーパーバンタム級は、WBAスーパーとWBOのタイトルを保持する統一チャンピオンのギジェルモ・リゴンドーが頭ひとつ抜けていて、レオ・サンタクルスとスコット・クィッグが追いかける展開です。ギジェルモ・リゴンドーを除いて、各団体のチャンピオンがファイターって、最近では珍しいですね。IBFチャンピオンのキコ・マルチネスもファイターです。
個人的に「クィッグとサンタクルスの王座統一戦が決めれば、ガチガチの打ち合いになりそうだぞ。手数勝負になって、根負けしたり、下がったりしたボクサーが一気に主導権を握られちゃう展開になるかも。交渉は大変だと思うけど、めちゃめちゃ興味深い王座統一戦だよ」と実現を期待しています。25歳の無敗チャンピオン対決。打ち合ったら、どっちが勝ち残るんだろう?