深まる溝!ボブ・アラムとギジェルモ・リゴンドー陣営の関係は修復されるのか?
チーム・リゴンドーが名プロモーターの苦言に反論です!オリンピックで2連覇を成し遂げ、プロ転向後も全勝で世界タイトル奪取に成功した「キューバのジャッカル」ギジェルモ・リゴンドーのマネージャーを務めるゲイリー・ハイドが、ジョセフ・アグベコ戦に不満を表明したトップランクCEOのボブ・アラムに抗議しました。
「リゴンドーに対するトップランクとテレビ局のHBOのコメントはとても遺憾だ。『リゴンドーの消極的な戦いが視聴者にチャンネルを変えさせる理由だった』と批判する意見があるが、アグベコがKO負けしないよう、12ラウンド生き残ることに徹していたことも事実じゃないか」
「リゴンドーがメインイベンターにふさわしくないと議論する前に、アグベコが挑戦者としてふさわしかったかどうかを議論してほしい。リゴンドーとアグベコのマッチメイクを決めた人物は誰だったのかをきちんと関係者やファンに説明してほしい。トップランクに所属するボクサーを批判することをやめて、ボクサーの評価や価値を守ってくれることを願っているよ」
【ギジェルモ・リゴンドーのテクニックは芸術的ですね】
いやー、泥沼化しそうな雰囲気ですね。何とか、今の段階で話し合いを重ねて、解決の道を探ってほしいなあ。ギジェルモ・リゴンドーの試合内容に関しては意見が分かれていますが、ギジェルモ・リゴンドーがすばらしいテクニシャンであることは間違いないので、HBOとトップランクがギジェルモ・リゴンドー陣営ときちんと話し合いをして解決してほしいと願っています。
ボクシングファンの皆さんがご存知のように、ギジェルモ・リゴンドーはアマチュア最高峰のテクニックを駆使して、プロのリングでも快進撃を続ける全勝チャンピオンです。実力は申し分ないのですが、2013年4月に行われたノニト・ドネア戦の試合前に「攻撃的なボクシングを貫き、みんなが喜ぶ試合をしたい」と表明しながら、正反対の試合をしたことで非難が集中しました。
さらに、2013年12月のジョセフ・アグベコ戦も「エキサイティングな試合をするよ。KOを狙いたい」と宣言しながら、中盤以降はポイントアウトに徹したことで、ギジェルモ・リゴンドーをプロモートするトップランクのボブ・アラムが試合内容に不満を表明していました。
試合を中継したHBOやボブ・アラムのコメントをチェックする限り、正直なところ「リゴンドーが将来ビッグマッチを実現できる可能性は低くなっちゃったかも」と思っています。プロボクシングは、実力だけじゃなくて、人気も成功の大事なカギであることは間違いないですもんね。
でも、ギジェルモ・リゴンドーの人気がアメリカで高まらないからと言って、将来の可能性を奪うことだけは絶対にやめてほしいと願っています。泥沼化を避けるため、双方が今すぐ同じテーブルについて話し合いを重ねてほしいです!書面でやり取りするんじゃなくて、直接話し合って解決策を一緒に見つけてほしいなあ。うーん、何か名案はないのかな?